新車納車から25年以上所有していた英ロッド・スチュワート氏のランボルギーニ・カウンタック25thアニバーサリーが競売に出品!予想落札価格は日本円で6,000万円超えか

ロッド・スチュワート氏といえば、過去にカウンタックLP400ペリスコピオも所有していたが

イギリスの有名ミュージシャンであるロッド・スチュワート氏が所有する、1989年式ランボルギーニ・カウンタック25周年アニバーサリー(Lamborghini Countach 25th Annivesary、クンタッチ)が競売に出品され話題になっています。

ロッド・スチュワート氏といえば、過去に157台しか生産されなかった希少なカウンタックLP400ペリスコピオを所有していたこともあり、おそらく生粋のランボルギーニ好きだと推測。

そして今回の25周年アニバーサリーモデルも、同氏が新車購入してから25年以上も所有し続けた貴重な一台と云われています。


ロッド・スチュワート氏が所有していたという事実がプレ値に繋がりそう

こちらが今回、海外オークションサイトBring A Trailerにて出品されている1989年式のランボルギーニ・カウンタック25周年アニバーサリー。

このモデルは、ランボルギーニ創立25周年を記念した特別仕様車で、3年間という限られた期間のなかで、658台(660台以上作られたとの情報も?)作られたうちの1台になります。

ボディカラーはちょっと珍しいブラックカラーで、シャシーは「ZA9CA05AXKLA12498」、走行距離は12,000km(7,300マイル)とそれなりに走られています。

発売から30年以上経過しているカウンタック25thアニバーサリーですが、今もなお色あせない近未来的なボディスタイルと、男心をくすぐるようなドアが上に開くシザードア、そして足元にはリボルバータイプのマルチピース15インチOZレーシングホイールを装着するなど、当時の純正から特に改造なども無し。

マルチピースのOZレーシングホイールは、フロント225/50ZR15インチ、リヤ345/35ZR15インチのピレリ製P Zero Asimmetricoタイヤを装着し、2018年と2019年の日付コードを示しています(納車当時から装着しているタイヤではないということ)。

足回りについては、コイルスプリングとテレスコピック・ショックアブソーバーを備えた完全独立型のサスペンションを備え、ブレーキ関連は4輪ベンチレーテッドディスクブレーキを採用。

交換用のブレーキマスターシリンダーは、2022年12月にフロリダ州ドラルのAzaël Motorsportによって交換され、その際にキャリパーも修理されているそうです。

パワートレインは、排気量5.2L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、トランスミッションは5速MTを搭載。

この他にも、ボッシュKジェトロニック燃料噴射装置や、巨大な固定式リアウィング、欧州市場向けに採用されている特殊なフロントバンパー、アルパイン製CDステレオ、電動パワーウィンドウ、本革ブラックシート、ゲート付きシフターが装備されています。

整備関連においては、交換用ブレーキマスターシリンダーやバッテリーの取付け、ブレーキキャリパーの修理も行われ、各種オイル交換なども実施済み。

この他、ファクトリーブックや、ツール、ロッド・スチュワート名義のカリフォルニアタイトルのコピー、サービス記録、カーファックスレポート、販売者のLLC名義のモンタナタイトルが付属しているため、これらを含めるだけでもプレミア価値が付きそうなところ。

2ページ目:カウンタック25thアニバーサリーの気になる予想落札価格は?