(2024年)一部改良版・日産の新型GT-R R35の最新情報!「オーダー開始は2023年3月20日予定」「1年間の生産台数は約1,100台」「2022年モデルにハズれた方を優先的に販売?」等

2024年モデルの新型GT-R R35はとにかく狭き門になりそうだ

2023年春頃に標準車が発売予定で、同年夏頃にハイパフォーマンスモデルのNISMO(ニスモ)が発売予定となっている、日産の一部改良版・新型GT-R R35ですが、前回のグレード別価格帯に続き、新たな情報を入手しましたのでご紹介していきたいと思います。

厳密には2024年モデル(MY24)という形で販売されるGT-R R35ですが、今回の改良では、フロント・リヤバンパーの大幅変更に加え、排ガス・騒音規制に準拠した国内専用開発となるチタンマフラーをインストールするため、2022年モデルに比べて約250万円~約550万円の大幅値上げとなります。

前回のブログでもお伝えの通り、これだけの大幅値上げになった理由というのも、昨今の諸事情による材料費&物流コストの高騰、2024年モデルの専用型費用や法規制対応による専用マフラーの開発費、そして国内市場に出回る台数の少なさから、これらの費用を回収できるかもしれない金額が+250万円~+550万円の値上げにつながったのだと思われます(本当に回収できるかは不明)。


2024年モデルの新型GT-R R35の購入条件はかなり厳しい

まず、今回発売される2024年モデルの新型GT-R R35/GT-R R35 NISMOですが、先着順での購入・オーダーは難しく、販売店独自の抽選方式にて販売される予定となっています。

しかも、メーカーが提案する様々な販売条件があるとのことですが、この条件を実際にユーザーに提示するかどうかは、各エリア・各販売店によって異なる可能性もあるのでご注意ください。

オーダー開始時期は2023年3月20日(月)予定

一部の販売店では、既に抽選に関する申し込みや受付けをスタートしているところもあるかと思いますが、本モデルのオーダー開始日が2023年3月20日(月)を予定しているため、この日までには各販売店にて抽選申し込みや見積もりが作成できるのではないかと予想されます。

参考までに、2024年モデル・新型GT-R R35のグレード別価格帯は以下の通り

【(2024年)新型GT-R R35のグレード別価格帯一覧(10%税込み)】

◇Pure edition:13,750,000円(2022年モデル比+2,921,600円)

◇Premium edition:14,840,100円 (2022年モデル比+2,510,200円)

◇Black edition:15,350,500円(2022年モデル比+2,578,400円)

◇Track edition engineered by NISMO:17,650,600円(2022年モデル比+3,014,000円)

◇特別仕様車Premium edition T-Spec:18,960,700円(2022年モデル比+3,055,800円)

◇特別仕様車Track edition engineered by NISMO T-Spec:21,380,700円(2022年モデル比+3,499,100円)

◇NISMO:28,650,600円(2022年モデル比+4,450,600円)

◇特別仕様車NISMO Special edition:29,150,000円(2022年モデル比+5,490,000円)

ただ一つ気になるのは、オーダー開始日が月曜日ということで、一部地域においては月曜日がディーラー定休日というところもありますから、その点はどのように対応するのか気になる所です。

2022年モデルの抽選にハズれた方が優先される?

続いては、いわゆる「購入対象者」について見ていきましょう。

「えっ、購入対象者って全員じゃないの?」と思われる方も多いと思いますが、実は2022年モデルを購入できなかった方を対象に、優先的に販売する動きがあるようです。

つまりは、2022年モデルの標準車や特別仕様車T-Spec、ハイパフォーマンスモデルNISMO/Nismo Special Editionを購入・契約・納車された方は「2024年モデルを購入できない」という意味合いに。

ただし、これは販売店によって「メーカーからの提案」をそのまま受け入れるかどうかわからない上、基本的にメーカー側が販売店に一任する考えがあるようですから、販売店によっては採用しない可能性もあるようです。

2ページ目:転売の横行を避けるため、業販売りや誓約書などはどうなる?年間の生産台数は?