グリルが変わった!(2024年)マイナーチェンジ版・メルセデスベンツ新型GLSクラス/AMG GLS63が2023年4月4日に世界初公開!更なる高級感と先進感をアップグレード

遂にメルセデス特有のフロントグリルを刷新した新型GLSクラスが登場!

2019年に2代目としてフルモデルチェンジしたメルセデスベンツGLSクラスですが、2023年4月4日にマイナーチェンジ(フェイスリフト)版として新しく発表されました。

今回のマイナーチェンジでは、更なる高級感と先進性を持たせるだけでなく、メルセデスベンツ特有の水平基調の2本のルーバーを廃止し、シンプルな水平基調グリルへと刷新したのも注目トピックス。

そしてハイパフォーマンスモデルとなるマイナーチェンジ版・新型AMG GLS63も併せて発表されたため、内外装デザインやスペックなどもチェックしていきたいと思います。


マイナーチェンジした新型GLSクラスのエクステリアを見ていこう

こちらが今回公開された、2024年モデルのマイナーチェンジ版・新型GLSクラス。

上述にもある通り、メルセデスベンツの特徴の一つでもある2本の水平基調のルーバー付きグリルを廃し、スタンダードなシルバーシャドー仕上げとなる水平基調グリルへと刷新することでスマートな顔つきに。

なおメルセデスのデザイナーによれば、デザインベースはミドルサイズSUVの現行GLEクラスからインスピレーションを受けているとのことで、特徴的なLEDデイタイムランニングライトやヘッドライトもその一つ。

真正面から見てみるとこんな感じ。

フロントエアインテークもスキンチェンジされ、特にエアインテーク周りにブラックのアクセントを追加することで立体感を演出しています(ちょっとヒゲっぽいデザイン?)。

こちらはリヤクォータービュー。

フロントマスクに比べると変化は微小ですが、テールランプ意匠が水平基調でシャープな印象を与えています。

そして足元のアルミホイールに関しても、ヒマラヤグレー仕上げの20インチマルチスポークを選択することが可能になり、個性あふれるGLSを提供しています。

テールランプは一転してかなりシンプルに

真後ろから見てみるとこんな感じ。

確かにテールランプは、スクエア上に近いテール意匠から水平基調のOLED風に変更されシンプルに仕上がりましたね。

インテリアは新型SクラスやCクラスと異なり水平基調に

続いてインテリアを見ていきましょう。

メルセデスベンツ特有のMBUXインフォテインメントシステムを採用しつつ、しかし新型SクラスやCクラス、SLクラスなどのようにタブレット型のセンタータッチスクリーンを搭載するのではなく、フル液晶メーターと隣接するような一体型風のスクリーンを採用。

更に今回のマイナーチェンジでは、オンロードだけでなくオフロードモードシステムも組み込まれており、勾配や横方向の傾斜、重心位置、ステアリング角度の詳細情報も表示される仕組みになっています。

メーカーオプションのパーキングパッケージやアラウンドビューカメラを装備すると、SUVのフロント下に仮想ビューを表示する「トランスペアレントボンネット」機能も備えられ、更にトレーラー操縦アシストシステムも追加されて使い勝手の幅も大幅に広がっています。

ちなみにマイナーチェンジ版・新型GLSクラスでは、3列7人乗りが標準装備され、ブラックとライムウッドカラーに仕上げられた本革がラインナップされる予定とのことです。

2ページ目:新型GLSクラスのグレードラインナップは?そしてハイパフォーマンスモデルの新型AMG GLS63はどのように変化した?