フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーで約550kmの高速道路+下道走行インプレッション!運転支援のレベルはかなり高く、燃費「22km/L」を超える場面も
改めて新型ヴォクシーはよく出来た車だと思う
私が所有するトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z・3列7人乗り[2WD]にて、何度目かの長距離移動へ。
今回は往路の9割が高速道路で、復路3分の1が高速道路、残りが下道移動(色々と寄り道)というざっくりとした内訳になりますが、改めて本モデルにて移動してみて感じることは、先進装備が充実していて運転が楽ということ、そして月額1,100円で車内Wi-Fiの使用量が無制限なので、子供が移動中でもYouTubeや任天堂Switchでゲームなどに集中していて終始静かで快適なんですね。
今回は、往復約550km走らせての新型ヴォクシーのインプレッションを簡易的にまとめていきたいと思います。
高速道路でのドライビングサポートのレベルは高く、疲労度も少ない
まずは高速道路での走りについてですが、トヨタのここ最近のモデルで一番高く評価したいのがドライビングサポート(予防安全装備)。
特に全車速追従機能付きとなるアダプティブクルーズコントロール(ACC)は、新型プリウス(New Prius)/シエンタ(New Sienta)と同じようにナチュラルでスムーズな加減速を行ってくれますし、前方車両との車間距離が近くなったら、ブレーキランプを点灯するようなフットブレーキではなく、アクセル開度の調整によるエンジンブレーキで車間距離を調整してくれるので、後続車両からも「アイツ、やたらとブレーキ踏みまくってるな、下手くそなんじゃないか?」とウザがられる心配も無さそう。
ちなみに新型ノア/ヴォクシーでも、プリウスやシエンタのようにブレーキランプの点灯有無が液晶メーターにて確認できますし、確認方法についても関連記事にてまとめていますので参考にしていただけるとありがたいのですが、何気にドライバーが必要と感じる情報量を(最小限ながらに)上手く集約してくれてるのはトヨタらしいところ。
ACCのアクセルワークは節度を持っており、変にエンジンを唸らせる様な加速をしない
これは新型ノア/ヴォクシーのハイブリッドモデルを所有していて経験されている方も多いと思いますが、ACC作動中のエンジン音は、平坦な道や下りメインでは静かなのはもちろんのこと、ちょっとした傾斜のある上り坂でもアクセルを一気に踏み込むような加速ではなく、緩やかに加速していくためエンジン音が唸るような煩さを感じにくいのはグッドポイント。
どうしても人間のアクセルワークだと、上り坂ではアクセルが踏み気味になってしまい、ecoインジケーターがPOWERレベルまで回転しますから、そのときに「ウォオオオン!」と唸るような音が聞こえるのは致し方ない所。
ただそういった唸りを抑えつつ、節度を持って加速してくれるのはACCの優れたポイントだと思いますし、家族を乗せた状態だと「えっ?なんか怒ってる?」と思われるのも申し訳ないため、周りの交通の流れを確認しつつ、できるだけACCを活用するようにしています。