【価格は日本円で約2,250万円】(2024年)ポルシェ新型718スパイダーRSが世界初公開!最後の内燃機関を搭載する718シリーズ…何と911GT3と同じエンジンで500馬力を発揮
遂にポルシェ718シリーズ最後の内燃機関搭載モデルが登場!日本でも即完売しそうだな…
次世代モデルより718シリーズがピュアEV版として発売されることが明らかになっていますが、今回遂に「最後のガソリンエンジンモデル」と言われている新型718スパイダーRS(Porsche New 718 Spyder RS)が世界初公開されました。
今回発表された718スパイダーRSは、ケイマンGT4RSのオープントップ版そのもので、ルーフは手動操作が可能なソフトトップ(ファブリック製)に、シングルレイヤーサンセイルとウィンドウディフレクターの重量を併せても僅か18.3kgの増量に抑え、従来の718スパイダーに比べて7.6kgの軽量化、そして718ボクスターよりも16.5kgも軽量化された究極のハイパフォーマンスモデルとなっています。
早速新型718スパイダーRSの内外装デザインやパワートレイン、パフォーマンスをチェックしていきましょう。
RSの名にふさわしいハードスポーツなエクステリアデザイン
こちらが今回公開された、新型718スパイダーRSのエクステリア。
現行718シリーズのデザイン言語を踏襲しながらも、大量の空気を流し込むための大口エアインテークや、空力特性を向上させるだけでなくワイド&ローといった視覚的な効果も生み出すフロントウィングレット、そしてフロントヘッドライトは四眼タイプのLEDデイライトを搭載しています。
新型718スパイダーRSの車体重量は1,410kgと軽く、クーペタイプに近い重量を実現しつつ、おまけに最後の内燃機関エンジンを搭載するともなれば今後その価値を高める可能性は高そうですし、おそらくこのモデルも発売後すぐに完売することは間違いないでしょうね(日本でも発売されれば先行予約受注時点で上限に達して完売になりそう)。
車高は718スパイダーよりも30mmローダウン
なお車高は、従来の718スパイダーよりも30mmローダウンされ、更に足元には20インチの鍛造アルミホイールを標準装備し、メーカーオプションとしてマグネシウムホイールをラインナップ。
乗り味は意外にマイルド?
見た目はハードで乗り心地もハード?という印象を持ちそうですが、ポルシェによれば、より快適な乗り心地を実現するためにスプリングとダンパーに異なるチューニングを施しているため、ケイマンGT4 RSよりもマイルドでしっとりしているとのこと。
パフォーマンスを更に高めるヴァイザッハパッケージも
デザイン面においては、935/78ル・マンレースカーとしてお馴染みで、別名「白鯨(モビーディック)」へのオマージュでとなる2018年に登場したポルシェ935から派生したエキゾーストチップのデザインをインストールし、更にふんだんに使用されたカーボンファイバーパーツ、カーボンフードボンネット、ガーニーフラップ含むヴァイザッハパッケージ(Weissach Package)も設定。
なおヴァイザッハパッケージを設定すると、シートヘッドレスト部分にも刺繍が追加。
助手席ダッシュボード付近には、ヴァイザッハパッケージの専用プラークが装備されるようですね。