【世界で最も安い?】限定350台のみのランボルギーニ・アヴェンタドールウルティメが競売にて出品!入札額は日本円で「3,000万円未満」と破格設定だが…?

但し、事故でバンパーが大破したためサルベージオークション行きに

ランボルギーニが世界限定350台のみ販売した、アヴェンタドールシリーズとしては最後の限定モデルとなるアヴェンタドール・ウルティメ(Lamborghini Aventador Ultimae)。

オープントップのアヴェンタドール・ウルティメロードスターは、更に100台少ない世界限定250台のみの販売でしたが、今回クーペタイプの個体が、おそらく世界最安値?でオークションに出品されています。

とはいっても、事故でフロントバンパーが損傷し、リヤバンパーや足回りが大きなダメージを受けているために見てくれが宜しくない個体になるわけですが、走行距離は僅か1,700kmほどで、2023年5月14日時点でのサルベージオークションCopartでの入札価格は221,000ドル(日本円に換算して約2,999万円)となっています。

早速どのような仕様なのかチェックしていきましょう。


ダメージレベルとしては「深刻」で、修理費用だけで入札額を超えそうだ

こちらが今回出品された、2022年式のランボルギーニ・アヴェンタドール・ウルティメ。

ボディカラーは何とも渋めのグレーカラーで、画像を見てもお分かりの通り、フロントバンパーとエアインテークに大きなダメージがあることが確認できますね。

別の角度から見ていくとこんな感じ。

フロントのダメージはあるものの、足回りのダメージは最小限に抑えられているようにも見えますが、だからといってバンパーの付け替えだけで走らせるのは不安に思う所。

別の角度からだと、サイドステップからリヤフェンダーにかけてパーツが外れかけているのが確認できますが、一体どのような経緯でアヴェンタドール・ウルティメが事故してしまったのかが気になる所。

リヤ周りは想像以上にダメージが大きそうだ

そしてこちらはリヤクォータービュー。

フロントよりも思った以上にダメージが大きそうですし、もちろん自走は不可能。

左後輪に至ってはタイヤも完全に外れてしまい、おそらくリヤサスペンションのダメージもかなり大きいものと予想されます。

リヤバンパーは完全に剝ぎ取られ、リヤエンジンフード周りのパネルも外れかけています。

足回りのパーツ含め、おそらく修理・パーツ交換と工賃だけで、今回の入札額をオーバーしてしまいそうな気もしますが、パーツ取りもしくはカスタムカー用としてチューナーやアフターパーツメーカーが購入するのであれば、購入する価値はあるかもしれませんね。

2ページ目:エクステリアのダメージは大きいが、インテリアのダメージは全く無し?