まさに贅の極み!モノグラム付の新型メルセデスマイバッハSL680が世界初公開!更にアメリカ限定50台のみとなるマイバッハS680 エディション・ノルディックグローも登場
ブランド頂点ともいえるメルセデスマイバッハからSLクラスとSクラスが一挙に登場!
2024年8月16日より、ペブルビーチで開催されているモントレー・カー・ウィークにて、メルセデスベンツの最高級ブランドとなるメルセデスマイバッハより、新型マイバッハSL680とアメリカ限定50台のみとなるマイバッハS680の2車種が世界初公開されました。
いずれも”680”という番号がつけられていますが、実はそれぞれでパワートレインが異なるという不思議。
それぞれどのような仕様を持ち、どのようなデザインなのかチェックしていきましょう。
これこそ世界で最もエレガントなオープンGT
こちらが今回、モントレー・カー・ウィークにて世界初公開された新型メルセデスマイバッハSL680モノグラム(Mercedes New Maybach SL 680 Monogram)。
デビュー時期は2025年後半頃を予定しています。
Sクラスのようなロングリムジンでも、GLSクラスのような巨大SUVでもなく、新たなカテゴリーを築くオープンスポーツGTのSLクラスがベースとなっています。
本モデルが、従来のAMG SLクラスと大きく異なる点を見ていくと…
まずは、マイバッハSL680でしか採用されないボディカラー。
大きく2色のボディカラーがラインナップされており、一つはモントレー・カー・ウィークにて出展された「レッドアンビエンス」で、もう一つは「ホワイトアンビエンス」。
どちらを選択しても、フロントエンドにはマイバッハ専用のアンビエントライト付きグリルが採用され、ボンネットにはメルセデスの三連星ロゴが装着されます。
ちなみにヘッドライトには、ローズゴールドのアクセントが加味され、クローム仕上げのフロントガラスフレーム、そしてオプションにて設定可能な5穴のモノブロック&マルチスポークの21インチホイールが装備可能となっていますが、マルチスポークのアルミホイールは洗車が大変そう。
マイバッハロゴ付きのソフトトップルーフは地味に目立ちそう
そしてこちらも注目したいのが、ブラック風のソフトトップ。
従来のソフトトップとは異なり、控えめなアンスラサイト色にマイバッハロゴのモノグラムで覆われるエレガント仕様。
一目でマイバッハと分かるように差別化されているのもユニークですが、この幌だけでどれぐらいの費用が発生しているのか気になる所。
一体いくらになるんだ…メーカーオプション扱いとなるフロンフードボンネットのモノグラム
そしてちょっと意外だったのが、フロントフードボンネットにデザインされるマイバッハロゴのモノグラムが、標準装備ではなくメーカーオプション扱いだということ。
ボンネットのパネルは職人によって手作業で研磨されるそうで、とんでもない労力やコストがかかるとのことですが、こちらのオプション費用も気になるところです。
その他の変更点としては、マイバッハ専用のテールライトや新しいクロームトリムのリアバンパーデザイン、マイバッハ専用のエキゾーストシステムを備えるリアディフューザーなども採用されています。
インテリアもエレガントなホワイトで、表皮は高級ナッパレザー
インテリアも超エレガント。
ドアパネルやセンターコンソール、そしてシートはクリスタルホワイトの高級ナッパレザーを使用。
シートの後ろのスペースもナッパレザーが使用されますが、AMG SLクラスのようにリアシートも設定できるかどうかまでは不明。
少なからず今回公開された公式画像では、リアシートが装備されていないため、もしかするとシンプルな2シーターレイアウトのみなのかもしれませんね。
この他の変更点としては、専用のステアリングホイールやステンレススチールのペダル関係、ステンレススチールのドアシルなどが装備されています。
SL680という名称ながらも、エンジンはV8ツインターボ搭載で、スペックもAMG SL63よりも劣る
そして気になるパワートレインについてですが、SL680と聞くと「遂にV12エンジン搭載か?」と思うかもしれませんが、実際のところは排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンが搭載され、最高出力585ps/最大トルク800Nmと意外に控え目で、駆動方式は四輪駆動[AWD]のみ、トランスミッションは9速ATのみとなります。
直線での加速性能においては、0-96km/hの加速時間が4.0秒、最高時速は電子制御の絡みで258km/hに制限されているとのことで、AMG SL63に比べて、それぞれ0.5秒遅く、58km/h遅くなっています。
その代わり、メルセデスマイバッハ公式によると本モデルは快適性が大幅に向上しているそうで、遮音性の向上はもちろんのこと、エキゾーストシステムも静かになり、サスペンションも再調整され、エンジンマウントも柔らかくなっているそうです。
2ページ目:アメリカ限定50台のみとなるメルセデスマイバッハS680の特別仕様車は、豪華な装備はもちろんで価格も凄かった!