世界限定1,000台未満！アストンマーティン新型 ヴァンキッシュを世界初公開！ノンハイブリッドV12搭載で835馬力を発揮…最高時速はトップクラスの344km/h
遂にアストンマーティンがカタログモデルではなく「限定スポーツカー」を発表！
2024年9月3日、イギリスのスーパーカーメーカーであるアストンマーティンが新型 ヴァンキッシュ(Aston Martin New Vanquish)を世界初公開しました。
今回発表されたモデルは、2024年後半頃より生産が開始される予定で、カタログモデルとして販売するのではなく、世界限定1,000台未満での生産となるようです。
しかも本モデルは、現行DBSの後継モデルとして販売され、V8ツインターボではなく排気量5.2L V型12気筒ツインターボエンジンを搭載するノンハイブリッドモデルとなります。
全てにおいてDBSを圧倒するハイパフォーマンススポーツGT
こちらが今回、アストンマーティンが世界限定1,000台未満のみ生産・販売するという新型 ヴァンキッシュ。
アストンマーティン曰く「洗練された快適性、スーパーカーとしてのパフォーマンス、そして正確なダイナミクスのこれまでにない組み合わせ」を約束する新世代のハローモデルだそうで、そのスタイリングも優雅でありながらもスポーティ。
ボディスタイルとしては、ロングノーズ・ショートデッキの2ドアスポーツクーペで、伸びやかなフロントエンジンルームには、排気量5.2L V型12気筒ツインターボエンジンが搭載され、最高出力835ps／最大トルク1,000Nmを発揮、トランスミッションは8速ATのみ、駆動方式は後輪駆動[FR]に電子制御付リミテッドスリップディファレンシャル(LSD)が標準装備されます。
トップスピードはアストンマーティンの量産モデルでトップクラス
スペックだけを見ると、フェラーリのV12 NAを凌駕するパフォーマンスを発揮することが期待される一方、直線での加速性能においては、0-96km/hの加速時間が僅か3.2秒で、最高時速は344km/hにまで到達するとのことから、特に後者はアストンマーティンの量産モデルでトップクラスとなる最高速度を誇るそうです。
リアデザインは、これまでのアストンマーティンとは大きく異なる独創的なデザイン
フロントマスクは、DBSのデザイン言語を踏襲する一方で、リアテールランプは完全に刷新されたOLEDで精悍なデザイン(厳密には7つのライトブレード)。
その見た目は、まさに現代とクラシックの融合ともいえる「アストンマーティンの冒険心」ともいえ、主張あるデザイン特性と公道での存在感も忘れない、スーパーカーとしての存在意義も演出されています(テールランプ意匠は日本に1台しか存在しないヴァルカン風)。
ダックテールスポイラーの存在感はもちろんのこと、マフラーも両サイド2本出しとなるステンレススチール製クワッドエキゾーストシステムをインストールし、更にカーボンファイバー製となるリアディフューザーの存在感も抜群。
なおオプションにて、約10.5kg軽量化が可能なチタン製エキゾーストシステムに変更することも可能とのことですが、コチラのオプション費用は不明。
なお新型 ヴァンキッシュには、ボディに接着アルミニウム構造が採用され、DBS 770アルティメットに比べて横方向の剛性が＋75%向上しているとのこと。
ホイールベースはDBSに比べて＋80mm延伸され、ビルシュタイン製DTXダンパーを備えた改良型サスペンションが採用されており、これらのダンパーにより「ドライブモード間の大幅な変化」が可能になるそうで、気分に応じて快適にもスポーティにも運転できるそうです。