この事故はヤバイ…超希少なマクラーレン・エルヴァやラ・フェラーリ、812スーパーファストなどが玉突き事故。被害総額は10億円超えの恐れも
これまでに起きたスーパーカーの事故で最も被害総額が大きいかもしれない?
スーパーカーやスポーツカーなどのツーリングで度々起きる事故。
日本や海外に限らず、スーパーカー同士でツーリングを行うと、ついついオーバースピードになってしまい、そのままコントロール不能で事故を起こすことも。
今回、スイスとの国境に近いオーストリアのプフンツにて、超限定&高額モデルとなるスーパーカー/ハイパーカーでのツーリング中による玉突き事故が発生しました。
被害総額は10億円超え?こんな玉突き事故は見たことないな…
こちらが未明、オーストリアのプフンツにて発生したというスーパーカーのツーリング中に発生した玉突き事故。
撮影されている男性たちは、おそらくスーパーカーのオーナーだと思われ、特に大きなケガは無さそうにも見えますが、その事故の光景はとんでもなく怖ろしいものに。
車両を見てもお分かりの通り、億超えのスーパーカー/ハイパーカー達が玉突き事故を起こしているのが確認でき、これらの車両の金額を足し合わせるだけで約700万ドル(日本円に換算して約11億円)になることが予想されます。
ちなみに追突事故を起こした車両を左から見ていくと…
マクラーレン・エルヴァ:世界限定149台
マクラーレンが世界限定149台のみ販売したスピードスターモデルとなるエルヴァ (McLaren Elva)。
中古車市場では170万ドル(日本円に換算して約2.6億円)もする高額車両で、競合モデルにはフェラーリ・モンツァSP1/SP2や、アストンマーティンV12スピードスターなどが挙げられます。
パワートレインは、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力815ps/最大トルク800Nmを発揮、0-96km/hの加速時間は僅か2.8秒、最高時速は335km/hにまで到達します。
今回の事故の先頭車両にいたエルヴァですが、元々収納スペースにあったであろう防水シートをかけており、事故で接触した部分を隠しているようにも見えますね。
そして2番目に玉突き事故を起こしているのが…
ラ・フェラーリ:世界限定499台+1台
こちらは世界限定499台+1台のみ販売された、フェラーリのトップスペチアーレモデルとなるラ・フェラーリ (LaFerrari)。
こちらは新車価格約1.5億円ながらも、希少性&人気の高さから中古車市場やオークション相場では500万ドル(日本円に換算して約7.7億円)にも上ります。
当時の競合モデルには、マクラーレンP1やポルシェ918スパイダーといったプラグインハイブリッドモデルが挙げられます。
パワートレインは、排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、プラグインハイブリッド(PHEV)システムとなるHY-KERSを採用することにより、システム総出力963ps/システムトルク900Nmを発揮、0-96km/hの加速時間は2.4秒、最高時速は355km/hにまで到達します。
2ページ目:3台目以降に玉突き事故を起こしたモデルは?日本でもフェラーリ含む10台以上のスーパーカーがツーリング中に大事故?!