誰か傘差してあげて…東京にて、世界限定249台販売のマクラーレン「エルヴァ」が雨で土砂降りのなか手押し移動される姿があまりにもシュールと話題に

2020-05-27

~ルーフレスはこういった問題に直面すると何も対策が取れない~

2020年4月6日、東京都にあるマクラーレンの認定中古車を取り扱うマクラーレン・クオリファイド東京にて国内初公開された「エルヴァ(McLaren Elva)」。
世界限定500台販売された「マクラーレン・セナ(McLaren Senna)」をベースにしたオープントップモデルで、パワートレインは排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力815psを発揮します。

ちなみに、例の社会問題の影響による経済的な問題により購入希望者が購入できなくなり、販売台数に対して応募者が到達しなかったとして、世界限定399台→249台へと大幅に販売台数を減らしたと言われているスピードスターモデル「エルヴァ」ですが、この希少なモデルが何と、大雨の中で複数のスタッフにより手押しながらディーラー内へと運ばれていくシーンが公開され、”その光景があまりにもシュールすぎる”と話題になっています。


~とりあえず色々とツッコミどころ満載のシーンではあるが…~

価格帯としては約2億円と非常に高価で、フェラーリ「モンツァSP1/SP2(Ferrari Monza SP1/SP2)」やアストンマーティン「V12スピードスター(Aston Martin V12 Speedster)」といったフロントスクリーンレスのオープンモデルが競合になるかと思われますが、やはりトップルーフが一切無く、晴れの日にサーキットでしか乗れないモデルということもあってか、こうした雨の日はどうすることもなくびしょ濡れになってしまいますね。

そして後方から手押ししている人は、傘をさして自身が濡れないようにしていますが、なぜかドライバーやインテリアには一切傘を差していないところが不思議なところ。
おそらくは車体形状の関係により、ドアサイドパネルからドライバに傘を差したとして、あまりにもワイドすぎる車幅の影響で手押しの際に邪魔になってしまう恐れがあるから、傘を差さないままにしているのだと思いますが、それであればせめてビニールを被せるなどの対処ができたのでは?と思ったりもしますね。

ディーラー内へ入るにも、これだけ狭い歩道を渡っていかないと入れないわけですからね…かなり不便だと思います。

~例の社会問題の影響はどの業界にもかなりの打撃を受けている~

マクラーレンは最近、ランボルギーニ同様に限定モデルを乱発する傾向にあり、そのプレミア価値があまりつかないようになっているとの情報もありますが、今回のような例の社会問題の影響を受け、マクラーレンやランボルギーニ、そしてフェラーリまでも続々と注文をキャンセルしているとのことで、更には所有するスーパーカーを売却しようにも”買い取ってくれない”業者も多く発生しているため、今後更に状況が厳しくなっていくのではないかと思われます。

現時点でスーパーカーを購入するのは正直先決ではありませんが、そんな中でもこうやって限定モデルを積極的に特別展示してくるマクラーレン含め、先日のフェラーリ「ローマ」もそうですが、その諦めない姿は何か心が動かされるものがありますね。

 

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Rainy days are also fearless, but you need an umbrella. #マクラーレン #mclarenelva #catsoftokyo #mclaren #elva #tokyo

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