新型CX-5よりも注目度が高い?中国・長安マツダの新型EZ-60が、発売前から33,000台もの先行受注を獲得!価格も詳細スペックも判明していないのになぜ人気?

中国ユーザーは、先進性の高いEVクロスオーバーが好きなのか?

2025年7月10日、欧州市場向けとなるマツダのフルモデルチェンジ版・新型CX-5 (Mazda New CX-5, KI型)が世界初公開され大きな話題となりました。

現時点で日本市場向けに関する具体的なグレード構成や主要装備、ボディカラーなどは明らかになっていないものの、「2026年中に発売予定」であることだけは明らかになっています。

そんなマツダにとって絶対に失敗できない新型CX-5が発表される一方で、中国市場向けとして既に発表されている長安マツダの新型EZ-60が、「発売前に33,000台の受注を獲得した」と報道されています。


マツダの新型車で「発売前」からこれだけ注目が集まっているモデルは珍しい

こちらが、中国市場向けとして発表されたピュアEVクロスオーバーの新型EZ-60。

本モデルは、将来的に欧州市場向けとしても(EZ-6eという名称で)発表・発売される予定ですが、まさか発売前の段階で、中国では既に33,000台もの先行受注を獲得するのは驚き。

それだけ大きな関心を集めているということでしょう。

EZ-60は、2025年4月23日に中国・上海モーターショー2025にて量産車としてデビューを果たし、発売後48時間以内では「10,060台の予約注文」を獲得するなど、大きな反響を呼びました。

海外カーメディアCARSCOOPSの報道によると、2025年7月11日には、予約注文数は「33,000台」にまで増加したそうですが、中国での正式発売は同年9月を予定しているため、まだまだ受注は増加するものと予想されています。

EZ-60の基本情報をおさらい

改めてEZ-60の基本情報をおさらいしておきましょう。

ボディサイズは、全長4,850mm×全幅1,935mm×全高1,620mmとミドルサイズSUV以上のサイズ感。

ただ中国市場においては、プレミアム電動クロスオーバーのなかではミッドサイズSUVに該当するサイズ感とのことですし、全長はトヨタ・クラウンエステートやクラウンクロスオーバーよりは短いにしても、全幅においてはフルサイズSUV並みにワイドなので、駐車場ではドアパンチなどで何かとトラブルの要因になりそう。

EZ-60は、セダンタイプのEZ-6/MAZDA6e同様、ピュアEVだけでなくレンジエクステンダーグレードも準備されていて、長安ディープルS07とEVプラットフォームを共有。

マツダはまだ詳細な技術仕様を発表していませんが、空力特性へのこだわりなどにより、「航続距離は大幅な向上が期待される」とコメントしています。

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