次期マツダ3は「中国ディーパル製MAZDA 3e」としてEV化の可能性?更にCX-90/CX-70ベースと思われる謎のEVテストカーが初スパイショット
マツダはどんどん自社製品ならではの個性を失っていく?
マツダの主力モデルでもあるハッチバック/セダンタイプのマツダ3 (MAZDA3)が、次期型では自社開発ではなく、中国ブランドとの共同開発モデルとなる可能性が浮上しています。
マツダは、直列6気筒エンジン搭載のSUVラインナップ強化に力を入れており、より大型で収益性の高いモデルに注目が集まっていますが、一方で他のモデルに関する新たな情報は特に無し。
2026年にも日本市場に導入されるフルモデルチェンジ版・新型CX-5も、当初の計画では「2026年春頃」を予定していたものの、どうやら「2026年夏頃に延期」との噂も浮上していますし、CX-3/CX-30も全く音沙汰無しの状態です。
次期MAZDA3は中国ディーパルとの共同開発?

モデルによって盛り上がりが大きく異なるマツダ車ですが、一部海外メディアの報道によると、今のところ次期MAZDA3の市販化に関する動きは無いものの、どうやら中国・長安汽車が展開するEVブランド・ディーパルと共同開発するのではないか、との見方があるようです。
ディーパルといえば、既に長安マツダと共にMAZDA6e/EZ-6及び、EZ-60/CX-6eが発表・発売されており、今後もマツダのラインナップモデルのEV化を加速させる重要ブランドとして注目を集めています。

現時点では、この報道は「あくまでも噂」程度の内容ではあるものの、この説を裏付けるものとして、オーストラリアやイギリス、欧州で「MAZDA 3e」の商標が出願されました。
その後、中国・長安汽車グループ傘下のディーパルから、より小型のL06セダンも発表されているため、もしかするとL06をベースにした次期MAZDA 3eが登場するのでは?との見方が出てきたわけですね。
既にディーパルとの共同開発でMAZDA 6e/EZ-6が市販化されているように、もしもMAZDA 3e(EZ-3?)もディーパルとの共同開発モデルになるのであれば、既存ハードウェアを流用することになりそう。
ディーパルL06は、EREVとBEVの2本立て

ちなみにL06自体は、レンジエクステンデッドハイブリッド (EREV)とバッテリーEV (BEV)の2つのパワートレインで発売される予定です。
L06のEREVモデルは、排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンをベースに、28.39kWhのLFPバッテリーを搭載し、リアアクスルに電気モーターを搭載することでシステム出力255hpを発揮。
EVのみでの航続距離はWLTPサイクルモードで180kmを実現し、燃費性能としては22.8km/Lと中々に優秀。
一方でBEVモデルは、56kWhと69kWhの2種類のバッテリーパックをラインナップし、シングルモーターを搭載することでシステム総出力268hpを発揮、69kWhのバッテリーパックの場合、航続可能距離は670kmを実現するそうです。

内装については、これもおそらくディーパルの技術がベースになると予想され、それこそEZ-60のようなオールスクリーンが採用される可能性も高いとの噂。
この他、50インチのAR-HUD(拡張現実ヘッドアップディスプレイ)やインフォテインメント、レベル2+の運転支援システムを強化し、レベル2+の運転支援システムを標準装備するなど、総合的な満足度向上にも期待できそう。
一方で、MAZDA3の欠点ともいえる後席の足もとの狭さに関しても、車体サイズが大きくなることが予想され、それに合わせて後席スペースが大きく確保される可能性も考えられそうですね。
ジリ貧のマツダにとって、共同開発はマツダブランドを維持するためには避けられない?

現時点では、商標出願とディーパルの新世代モデルL06が追加されたことによる、マツダの今後の動向を予測したに過ぎませんが、マツダが中国ブランドに侵食されていくのも複雑で、自車開発ではなく「他社開発に委ねるブランド」になってしまうのかも気になるところ。
利益率の少ないマツダにとって、全くゼロの状態からの開発はコストがかかりますし、少しでも開発コストや工数を減らす意味でも、他社ブランドとの共同開発で利益を獲得することも重要ではあるものの、その一方でマツダ本来のオリジナリティや魂動デザインが失われてしまうのではないか?といった懸念もあったり…(中国ブランドに蝕まれてしまうのでは?といった不安も)
あとは、2025年11月末にMAZDA2が生産終了するとの公式アナウンスがある?との噂も浮上していますし、徐々にマツダがSUV専売ブランドに変化していかないかも気になるところです。