【ジャガー激震の真相】デザイン責任者「解雇報道」をジャガーが完全否定!一方EUも「内燃機関禁止規制」を完全否定し、2040年以降もICE車の製造・販売を許可へ
(悪い意味で)話題の絶えないジャガー
新生ジャガーの全く新しいピュアEV GTとなる新型タイプ00コンセプト (Jaguar New Type 00 Concept)。
当初本モデルの発表時期が2025年12月頃を予定していましたが、開発が難航しており、大幅に遅れることが明らかとなりました。
新生ジャガーとして生まれ変わってから、何かとトラブルやハプニングなどが続いていますが、こうしたなか、とある海外カーメディアによって「ジャガーの重要デザイナーが解雇され、タイプ00コンセプトの開発計画は完全凍結」と報道。
これに対し、ジャガーは「事実無根」と完全否定しています。
タイプ00コンセプトにも携わったデザイン責任者の解雇報道を、ジャガーは完全否定

こちらが、ジャガーのデザイン責任者であるジェリー・マクガバン氏。
海外カーメディアAutocar及び、Autocar Indiaの報道によると、マクガバン氏は2025年12月初め頃「ジャガーによって用無し(解雇)とされた」と拡散。
その後、海外カーメディアmotor1.comは、ジャガーに声明を求めたところ、広報担当者は同メディアに対し、「ジェリー・マクガバン氏の雇用を解除したというのは、事実ではありません」と否定しました。
このニュースは、ジャガー・ランドローバー前CEOであるエイドリアン・マーデル氏の退任から1週間も経たないうちに発表されたもので、新CEOのPB・バラジ氏は、マーデル氏の退任に伴いCEOに就任する前、タタ・モーターズの元財務責任者を務めていました。
バラジ氏は、ジャガー・ランドローバーの親会社であるタタ・モーターズにて10年以上勤務し、32年にわたる経験をジャガーにて活かすことに。
ジャガー「ジェリー・マクガバン氏の解雇は事実無根だ」

マクガバン氏の退任の噂については、ジャガーや報道で伝えられている情報以外に詳細はほとんどありませんが、改めてmotor1.comがジャガーに問い合わせたところ、遂にジャガー本社として声明文が発表されたとのこと。
その内容というのは、ジャガーのデザイン責任者であるジェリー・マクガバン氏を「解雇していない」という声明文。
同社の広報担当者もMotor1に対して、「ジェリー・マクガバン氏の雇用を解除したというのは事実無根であり、憶測に基づく報道について、これ以上コメントするつもりはありません」と回答。
つまり、Autocar/Autocar Indiaの報道は完全なガセネタであるということになりますが、実際のところジェリー・マクガバン氏が本当に解雇されたかどうかは、実際に当人に確認しないと何とも言えない所。
今回の解雇報道も、ジャガーに注目を集めるために仕組まれたもの?

それにしても、新型タイプ00コンセプトの開発・発表延期であったり、今回のような「スキャンダルを予見」させるようなデザイン責任者の解雇報道など、良くない意味でジャガーが目立ってしまっているようにも感じられますが、もしも今回の解雇報道もジャガーが”注目を集める”意味で仕組んだものであれば「極めて悪質」。
ジャガーは今、ジャガー・ランドローバーに変革をもたらすためのアクションを起こしている最中で、更にはジャガーブランドの再構築にも力を入れていますが、現状としては全て裏目に出ているため、このまま復活自体も危ういのでは?と思わせるほど。
ちなみに、今回話題となったマクガバン氏は、ジャガー・ランドローバーの両ブランドにて21年間勤務したベテランデザイナー。

同氏は、レンジローバー・イヴォークやレンジローバー・ヴェラール、 ディフェンダー、そして現行レンジローバー・ラインなど、JLRポートフォリオの中でも最も人気のある車種のいくつかを担当してきたキーマン。
そして、今回の物議を醸したジャガー新型タイプ00コンセプトのデザインチームも率いているため、このタイミングで同氏が解雇となるのは、ある意味で同車の存在を否定し、開発自体を中断させるようなもの。
マクガバン氏は、オースティン・ローバー・グループにてキャリアをスタートさせ、MG EX-Eなどのコンセプトカーや、MG Fスポーツカー、ランドローバー・フリーランダーといった人気量産車の開発も担当するほどの天才。
その後フォードに移り、リンカーン・マーキュリーブランドの復活にも貢献しました。

これだけの実績ある人物を、ジャガーが本当に手放すのだろうか?といった疑問はありましたが、まずはジャガーが正式に否定したことは大きいですし、あとはタイプ00コンセプトがどのタイミングで発表されるのか、今後の続報を待ちたいところです。
