ランボルギーニがプロトタイプ車両やエキゾーストサウンド専用施設を拡大する模様

2020-05-26

ランボルギーニは、Sant’Agata Bologneseにて、新たなラインナップモデルとなる「ウルス」専用の向上を新設することを発表したばかりですが、今回新たにボローニャ郊外の本社にて、2つの開発工場を新設・拡大することを発表しました。

その2つの開発工場は、プロトタイプやプレシリーズ車両施設とエキゾーストサウンドをテストする音響専用施設とのこと。


まず、プロトタイプやプレシリーズ車両施設においては、現行ラインナップの「ウラカン」や「アヴェンタドール」の主要組立ラインから隔離された、小規模生産を扱うために2012年に新設された専用ワークショップとなりますが、この施設の敷地面積を5,000㎡から7,000㎡に拡大する予定とのこと。

ランボルギーニの限定モデルとなる「チェンテナリオ」や「ヴェネーノ」ような限定モデルに留まらず、今後販売される可能性のある「アステリオン」等の新型車両といったラインナップ拡大を早期的に目指すために重要な拡大になるとのことです。

続いては、エキゾーストサウンドをテストする音響室(別名:アコースティック・テスト・ルーム)についてですが、こちらは、V型12気筒エンジンやV型10気筒エンジン、そして今後ラインナップされるV型8気筒ツインターボエンジンから奏でられるエキゾーストサウンドを細かく微調整するための専用施設になるとのこと。

スーパーカーの命ともいえるエキゾーストサウンドシステムは、ランボルギーニにとってはかなり重要な課題にもなっているとのことで、今後どのように進化していくのか非常にきになるところですね。

Reference:CARSCOOPS