マツダ「アクセラ」が20万台を超える大規模リコール。パーキングブレーキに不具合有り

2020-05-26

マツダ北米にて、国家道路交通安全局は、「マツダ3(日本名:アクセラ)」の手動パーキングブレーキ(いわゆるサイドブレーキ)を装備したモデルに関してリコールを発令したとのこと。

理やブレーキキャリパー保護用のパーツが不適切なシール性能であったとのことで、特に低温度条件時に悪化するとのことです。


もしこの状態で放置してしまうと、いくつかの問題が発生するとのことで、特に斜面に駐車した際にパーキングブレーキとサイドブレーキをかけていたとしてもブレーキ力が傾斜に負けてしまい滑っていく恐れがあるとのことです。
ただ、幸いなことに現時点では、パーキングブレーキに関する事故は1件も発生していないとのこと。

この問題を解決するため、北米の各マツダディーラは、パーキングブレーキのアクチュエータシャフトの左右にあるキャリパの内側を点検し、腐食がある場合は、改良版のブレーキキャリパに交換する、リコール作業を行うとのことです。

ちなみに、今回のリコールの対象は、2014年1月6日~2016年9月2日までに製造された「マツダ3(アクセラ)」で、台数は227,814台と大規模なリコールとなります。

Reference:autoevolution