インフィニティ「Q50/Q60」がリコール。勝手にエンジンが停止する恐れ有り

2020-05-26

インフィニティの2016年~2018年モデルとなる「Q50」と、2017年モデルとなる「Q60」がまさかのリコール。
具体的なモデルとしては、排気量2.0L 直列4気筒エンジンや排気量3.5L V型6気筒+ハイブリッドエンジン、そして排気量3.0L V型6気筒ターボエンジンモデルが対象で、燃料ポンプの問題により、途中でエンジンが勝手に停止してしまう恐れがあるとのこと。


インフィニティは、リコールの処理方法として、アメリカ内にある14,192台の車両を全てリコールの対象とし、燃料ポンプ制御モジュールのソフトウェアを更新するために、現地ディーラに最新ソフトウェアを送付。
各ディーラの担当メカニックによって、新たなソフトウェアをインストールすることで、エンジン停止を防止するとのこと。

インフィニティは、アメリカにて「Q60」を約4,000台、「Q50」を約44,000台以上販売。
その内の約3割がリコールの対象となるわけですが、これまでほとんどリコールが無かった車両なだけに、今回の件は非常に稀。
実際のところ、エンジン停止が確認できたのはディーラのみであったため、公道での事故などは確認されていないものの、非常に危険性の高い問題でもあるため、迅速な対応が必要そうですね。

Reference:CARSCOOPS