フランクフルトMにて、BMW「8シリーズ・コンセプト」が登場。キドニーグリルが複雑に
今年の始め、Villa d’Esteにてユーザを大きく騒がせた、BMWの最上位モデル「8シリーズ・コンセプト」がドイツ・フランクフルトモーターショー2017にて登場(厳密には復活)しました。
今回公開されている「8シリーズ・コンセプト」は、そのエクステリアデザインを見たとおり、かなり引き締まったボディに、21インチの大口径アルミホイールを装着しています。
また、幾何学的な近未来性のあるテールライトは、これまでのBMWには無い新しい形状であり、更にはフェンダーダクト、テールパイプを追加することで、よりスポーティなスタイリングを実現しています。
ただ、今回同モーターショーにて公開している個体は、以前Villa d’Esteにて公開されたものと同じボディカラーであるため、大きな違いは無いものの、やはり最上位モデルだけあってその存在感は圧倒的。
特に、フロントのキドニーグリルは、他のグレードにはない独特のストライプとなっていて、ただのシングル調ではなくまるで鍬(くわ)のような複雑な形状に。
このデザインは、もしかすると今回の「8シリーズ・コンセプト」から新たに取り込まれたものなのかもしれません。
内装も意外とシンプルな作りとなっていて、ボタンが多く配置されていないところは意外にも好印象。
恐らく、音声認識によって各種機能が作動するものと思われます。
なお、「8シリーズ」の予想されるパワートレインは、排気量3.0L V型6気筒ターボチャージャーエンジンと排気量4.4L V型8気筒ツインターボ、そして最上位グレードには排気量6.6L V型12気筒ツインターボという「M760Li xDrive」と同様のエンジンが搭載する可能性があると言われています。
Reference:CARSCOOPS