レンテックがメルセデスベンツAMG「GT R」を過激チューン

2020-05-26

BMWやアウディ、メルセデスベンツの欧州モデルをメインに手掛けるチューナ・レンテックが、過激なオレンジカラーのメルセデスベンツAMGの上位スポーツモデル「GT R」をカスタム。
基本的にはエンジンチューニングがメインとなりますが、「GT R」のベースとなる排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力525ps、最大トルク700NmとなるスペックをECUセットアップとBOVアダプター、ハイフローエアーフィルター、ステージⅡアップグレードターボチャージャーを含むR3パフォーマンスパッケージにより大幅チューンアップ。


レンテック曰く、シンプルなチューンアップを行っただけとのことですが、より大きなコンプレッサーとタービンホイールの適合によりOEMターボチャージャーコアを改造することで、最高出力525ps→765ps、最大トルク700Nm→856Nmへとかなり過激に向上。
これにより、0-100km/hの加速時間は3.6秒→3.1秒へと劇的な変化を得ています。

なお、レンテックは過去にもメルセデスベンツAMG「S65/S63」といったラグジュアリースポーツモデルのカスタムも実施済みですが、このときもシンプルなECUセットアップのみで最高出力630ps、最大トルク1,001Nmの過激なチューンナップを行っており、海外からの問い合わせが非常に多かった模様。
今回の「GT R」のシンプルチューンナップも、数多くのファンからの要望により実現したカスタムチューンであるとのことです。

Reference:Zero 2 Turbo