BMW「i3」が販売して生産台数10万台突破。毎日120台以上生産している模様

2020-05-26

BMWのiブランド初となるエントリーモデル「i3」が販売スタートして約4年が経過し、総生産台数が10万台を突破したことが明らかとなりました。
10万台目を生産したドイツ・バイエルンのライプチヒ工場では、毎日120台以上の割合で「i3」を生産しており、昨年だけでも合計26,631台を生産。その一方で同ブランドの上位モデルとなる「i8」は全体のわずか8~10%で、2016年までに累計2,783台を販売しています。


ちなみに、BMWが製造しているライプチヒ工場は、ドイツでも10番目に大きな街であるとして、同社以外にもポルシェ「パナメーラ」や「カイエン」「マカン」といった主要モデルを組立てる工場が存在し、BMWもまたiブランドモデル以外にも主要モデルとなる「1/2シリーズ」を生産している中枢工場となっています。

今回、「i3」の生産台数が10万台を突破したことについて、同社会長のハラルド・クルーガー氏は「これだけの台数を製造したことはわが社にとって誇りに思う。「i3」は技術革新のパイオニアでもあるため、今後は「i3」をヒントとした高電圧バッテリを用いてたコンセプトモデルを発表していきたいと考えている」とコメントしており、iブランドの更なる新規モデルの登場の可能性を示唆。
もちろん、具体的なパワートレインは一切不明ですし、どのような個体が登場するかも想像できないものの、その中の噂の一つには新たなモデルとなる「iM2コンセプト」が存在。

この個体は、ハイパフォーマンスブランドの「Mシリーズ」と電気自動車モデルの「iシリーズ」を掛け合わせた派生ブランド「iMシリーズ」へと展開していく可能性があります。
しかも、イメージデザインも公開されており、そのデザインを確認すると、ハイパフォーマンスブランドのエントリーモデルとなる「M2」とiブランドの最上位グレードとなる「i8」の中間に位置するモデル「iM2コンセプト」となる可能性もあるとして、密かな期待が寄せられているとのことです。

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Reference:CARSCOOPS