レクサスの3列シートタイプ「RX L」が遂に世界初公開。全長+110mm、価格は約570万円から

2020-05-27

昨日より開催中のアメリカ・ロサンゼルスオートショー2017にて、レクサスのミドルサイズSUVでありながらも新グレードとなる3列シートタイプの「RX L」が世界初公開されました。
この個体は、5人乗員可能となる2列シートタイプから全長を延長することで3列シートに変更し、最大乗員数7人へと拡大したロングモデルとなります(“RX L”はRadiant Crossover Longの略称で、Crossoverは交錯する意味も含めて”X”に置き換えています)。

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特に、今回のロングタイプでは、良好なヘッドルームを保証するために、より傾斜のあるテールゲート窓の角度を応用して、全長を+110mm延長し、全長4,890mm→5,000mm×全幅1,895mm×全高1,710mmとなり、ホイールベースは2,790mmとそのままになることで、リヤオーバーハングが長くなったという印象になりますね。


インテリアについては、3列シートタイプということで、非常に広々とした空間が確保されています。
シートは、40/20/40スプリットベンチタイプとなっているため、3列目シートへの移動が非常に容易となっています(まるでミニバンのような快適なスペース)。
しかも、2列目には補助席も確保されているので、大所帯での移動には最適なツールともいえますね。

なお、標準的な機能については、2列目だけでなく3列目にも暖房や空調システムが備えられているため、一人ひとりが快適な居住空間を確保できるような構成に。

運転席にはついては、8インチのインフォテイメントディスプレイが標準装備となり、ナビゲーションもこれまで通り12.3インチ高解像度システムをパッケージ。12スピーカーのプレミアムオーディオシステムも標準装備されるのはかなりありがたいですね。
もちろん、オプションでは15スピーカータイプのマークレビンソンプレミアムサラウンドシステムも準備されています。

さて、気になるグレードとパワートレインについてですが、100%ガソリンタイプの「RX350L」とハイブリッドモデルの「RX450hL」の2ラインナップとなりますが、日本では「RX450hL」のみ販売されることが確定。
「RX350L」のパワートレインは、排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力295psを発揮。トランスミッションは8速ATとなります。
「RX450hL」のパワートレインは、排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジン+電気モータを搭載し、システム総出力は312psを発揮。いずれのモデルも前輪駆動(FF)、四輪駆動(AWD)をラインアップしています。

価格帯については、前輪駆動(FF)モデルは約572万円から、四輪駆動(AWD)モデルは約590万円からとなっており、日本での販売は12月中旬からの予定となっています(先行予約は既にスタート済み)。

Reference:CARSCOOPS