マクラーレン「P1」の後継モデル「マクラーレン・セナ」最後の1台がオークションへ→3.2億円にて落札【動画有】

2020-05-26

12月10日に発表されたばかりのマクラーレン・アルティメットモデル「P1」の正式な後継モデル「マクラーレン・セナ」ですが、このモデルの最後の1台がオークションに出品され、約3.2億円(新車販売価格は約1.2億円)にて落札されたことがわかりました。
この個体は、マクラーレンのスーパーシリーズ「720S」譲りとなる排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力800ps、最大トルク800Nmを発揮するノンハイブリッド式チューニングモデルとなります(最高出力と最大トルクが全く同じ数値になるのは「540C」以来)。

同車に搭載されるプラットフォームは、マクラーレンの最新技術となるモノケージⅡカーボンファイバタブ(プロアクティブシャシーコントロールシステムⅡ)が設定され、車両重量は1,198kgを実現。この重量はマクラーレンのF1の次に軽い個体であるとして、前モデルとなる「P1」のパワーウェイトレシオ比を軽く凌駕するスペックを発揮するのだとか。

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今回オークションにて出品された「マクラーレ・セナ」は、同車の公式プレゼンテーションの間にて慈善オークションのために行われたもので、シャシーナンバーは193でありながらも、世界限定500台の中で実質500台目として扱われる最後の一台としてオークションにて出品・落札された一台となります。

しかも、今回オークションにて得られた収益金(約3.2億円)は、車両名称にも使われているアイルトン・セナ財団法人へと納付されます。
また、この個体を購入したユーザーについては、アイルトン・セナさんの息子であるBrunoさんや娘のViviane Sennaさんの署名が入った、同選手が愛用していたヘルメットのレプリカや様々なアクセサリーがプレゼントされます。

「マクラーレン・セナ」は、来年より開催予定となっているスイス・ジュネーブモーターショー2018にて一般公開が完了した後に生産が開始される予定となっていますが、早ければ来年の春から夏ごろにかけて同車が公道にて走る姿を目撃することが可能かもしれませんね。

【The New £750k McLAREN SENNA! | FIRST LOOK】

 

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Reference:autoevolution