やはり出てきた。納車すらしていないランボルギーニ「ウルス」が早くも中古市場にて販売中

2020-05-26

ランボルギーニの新型SSUVモデル「ウルス」が早くもインターネット中古車サイトMobileにて販売中。
「ウルス」の初期ロットが納車される時期は、2018年の春頃と言われており、現時点で所有しているオーナーは存在していないため、今回の中古車サイトでの販売は「納車すらしていないウルス」を先行で販売している、というもの。
しかも、新車販売価格が2574万円の個体が、中古車市場にて4,000万円以上にて販売されていることから「転売目的」であることは確実。


1台目は、ドイツにて販売されている個体となりますが、ボディカラーやオプションなどを事細かく設定することが可能で、その価格にして約4,300万円からとなっています。
納車時期は不明となっていますが、自分好みのオプションが設定可能で、納車時期が不明ならば「ディーラで購入した方が良いのでは?」と思ってしまうのが素直な意見ですね…。

2台目は、2018年6月1日に納車が確定している個体で、ツートンカラーのフルレザーのインテリアに、ボディカラーはブルー系の”Blue Astraeus”。
足回りは22インチのチタンマット系の合金ホイールとオレンジカラーのブレーキキャリパカバーを装着しており、更には多数のオプションが設定されていて価格にして約4,100万円からとなっています。

いずれの個体において、特別限定モデルとして販売される個体ではないため、プレミア価値がつくものでは無く、ランボルギーニが掲げる年間出荷台数7,000台の中の約半数を占めることもあり、寧ろ価値の下がり幅としては「ウラカン」や「アヴェンタドール」よりも低くなることは確か。
リセール率は高いにしても、「チェンテナリオ」や「ヴェネーノ」といった世界限定車のように新車価格よりも”高く”売れるといった可能性は低いため、ある意味今回の転売は「むしろ売れない」可能性が高いのかもしれませんね。

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Reference:CARSCOOPS