積雪時の落とし穴。クルマのルーフに積もった雪を落としておかないと地獄を見る【動画有】
1月22日から23日にかけて関東甲信越や東北地方を襲った大雪ですが、こうした大雪対策のためにスタッドレスタイヤの装着やウィンドウの凍結を避けるための溶解スプレー、雪落とし用のスノーブラシを常備する方も多いと思います。
特にスノーブラシは、積雪時にウィンドウやルーフに積もった雪を落とすのに便利なアイテムと言えますが、こうした積もった雪を予め落としておかないととんでもないことが起きる、というのが今回動画としてツイッターにて投稿されています。
ツイッターに投稿された動画には、何気なく公道を走行していたら、フロントウィンドウからルーフにかけてのちょっとところに溜まった雪がフロントガラス側に落ちてきてしまい、その雪をワイパーで除雪するシーンが流れますが、こうしたことが起きるだけでも十分にテンパってしまいますよね。
ワイパーで取り除いて走行を続けると、更にルーフに溜まっていた雪たちがどんどんとフロントガラス側に落雪してきます。
雪は大きな塊となってしまい、更にはフロントガラス側に密集していきます。
ワイパーを動かしても時すでに遅し。
雪の重みに耐えきれず、ワイパーは全く動作することなくそのまま停止。
目の前の視界が一瞬で暗くなり、一歩間違えれば大事故に繋がる瞬間です。
こうした問題もあって、ツイッター投稿者は「車で走行する前には、必ずフロントガラスやルーフの雪を除雪すること」と注意喚起。
改めて雪の恐ろしさを知った瞬間でもありますね。
こちらが話題の動画。
車の屋根の雪がたとえ凍り付いていても、しっかり落としましょう。
走行中に融けてきて最悪死にます #自戒 pic.twitter.com/XBYc7kjiag— ような (@yharu229) 2018年1月23日
冬に潜む危険性。こんな事故も。
関連記事①：なぜそんなことしようとした？ロシア人女性がガソリンスタンドで給油ノズルにライターを近付ける→炎上【動画有】(2017/7/18投稿)
極寒の地であるロシアにおいて、背筋の凍るような瞬間を車載カメラが捕捉しました。
ガソリンスタンドにて給油中の女性が、何を思ったのか車両の給油口にライターを近づけたという何とも理解の苦しむ映像。
おそらく、クルマのどこかが凍ってしまったのだと推測しますが、どれほど寒い環境でも、ガソリンに火を近づけるのはさすがにもってのほかですね。ガソリンに火を近づけた結果、燃料タンクから炎が燃え上がると女性は驚き、炎を手で払って消そうします。
しかし、給油口からノズルを引き抜いてしまったことで事態はさらに悪化し、ノズルから滴るガソリンにまで引火してしまうという最悪の事態に。
もはや自殺行為にも見える瞬間を車載カメラで撮影していた後方のドライバーも、炎がかなりの高さまで燃え上がると、その場から離れます。
爆発の危険を考えると、賢明な判断ですね。【подожгла “пистолет” на заправке вСургуте】
これは完全に盲点だ！
関連記事②：雪の日にトラックの近くは走るな！トラックから落下した雪の塊が横を走っていた車のフロントガラスを破壊【動画有】(2016/12/16投稿)
カナダにて、冬の雪道を乗用車が走行中、合流車線から合流してきたトラックに乗っていた雪の塊が落下し、その落下した塊が乗用車のフロントガラスにヒットし、粉々になってしまうというハプニングが発生。
全く持って良い迷惑な被害ですが、幸いこの乗用車に乗っていた夫婦は無傷で、無事路肩に停めることができたとのこと。なお、今回のようなトラックに乗っていた雪の塊が横を走る車のフロントガラスに直撃するケースというのは、カナダでは驚異の約35％の確率で発生しているとのことで、やはりトラックの横を走行するのは非常に危険であることがわかりますね。
こちらの要チェック！
関連記事③：豪雪地域は気を付けろ！雪に埋もれたミニバンから脱出するも大炎上【動画有】(2016/12/18投稿)
先日、アメリカのクリーブランドにて猛吹雪の中、雪に埋もれたミニバンのドライバが脱出しようとしたところ車が炎上するという大事故が発生。
この事故による原因は、大きくは触媒のコンバータがオーバーヒートしたものとのことで、要は雪に埋もれた状態から無理やりアクセルを踏んで走行させようとすると、エンジン内が異常な熱をこもらせて発火の原因を作り出しているとのことです。なお、この事故以外にもマフラ(排気口)が豪雪等の影響で塞がれてしまうと、排気ガスが排気管内を逆流し、車内に中毒ガスを飛散させるという危険性もあるとのことです。
【How can navigating snow banks cause a car fire?】
