「アヴェンタドール」超えの705馬力を発揮。アウディが「RS6アヴァント」にパフォーマンス・ノガーロエディションを発表

2020-05-26

アウディのハイパフォーマンスモデル「RS6アヴァント」より、更に特別なパフォーマンスモデルとなる「RS6アヴァント・パフォーマンス・ノガーロエディション」を発表しました。
この個体は、「RS6アヴァント」をベースに、1994年の「RS2アヴァント」に敬意を表するためにユニークなノガーロ・ブルーのボディカラーを採用。そして、車名に付けられている”ノガーロ”は、フランス南西部にあるサーキットの名称を指していて、当時の「RS2アヴァント」がフランスのツーリングカー選手権に参戦して、このサーキットにて勝利したことが由来となっています。




今回発表された「RS6アヴァント・パフォーマンス・ノガーロエディション」には、グロスブラックのアクセントを加えたブラックオプティクスパッケージやチタン製エキゾーストシステム、21インチポリッシュ仕上げのアルミホイールも装着することで、スポーティさを向上させています。
また、”ノガーロ”という名称を持つ個体は、今回の「RS6アヴァント」が初めてではなく、2014年に発表の「RS4アヴァント・ノガーロセレクション」にも名づけられています。

インテリア内においても特別なデザインが施されています。
シートやドアパネル、ニーパッドにはブルーのアルカンターラ素材を使用し、更にはブラックのアルカンターラを用いたヘッドライナーやブルーのコントラストステッチ、ブルーのフロアマットも準備しています。
そして最後には”Nogaro Edition”バッジが付いたカーボンファイバトリムも設けられ、特別な一台を演出。

パワートレインとしては、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力605ps、最大トルク750Nmを発揮。
駆動方式は四輪駆動(AWD)で、0-100km/hの加速時間は3.7秒、最高速度は305km/hにまで到達します。
しかし、これで終わらないのがアウディ・パフォーマンス。
更なるチューンアップを図るために、アウディは専用チューナであるABT Sportlineと連携して、エンジンはそのままに最高出力605ps→705ps、最大トルク750Nm→880Nmまで過激にチューンアップモデルも提供可能(ランボルギーニ「アヴェンタドールLP700-4」の最高出力700ps超え)。
これによる最高速度は320km/hにまで到達すると言います。

なお、この個体は限定150台のみで、車両本体価格は約1,700万円からの販売となっています。

Reference:CARSCOOPS