ある意味”期間限定モデル”。6トンの氷でできたメルセデスベンツ「Gクラス」が登場【動画有】
ロシアにて、色んな意味で期間限定モデルとなるメルセデスベンツ「Gクラス」が登場。
こちらの個体、「Gクラス」のボディを約6トンのシベリア氷だけで作り上げたとのことで、車体重量はベース車両の3倍近くまで重くなっているといいます。
しかもこちらの「Gクラス」は、元々ソビエト軍やワルシャワ軍専用の軍隊車両として使用されていたとして、その車両が廃車扱いとなってしまったとのことから、こうしたウィンターイベントでの目玉として氷の車両を作り上げているのだとか。
サイドから見てみるとわかりますが、フレアフェンダーといった複雑なボディラインも見事に彫刻されていて、完成度はかなり高め。
ホイールベースはかなり短めで、車格もそこまで大きくないように見えますが、実は「Gクラス」以外にもスズキ「ジムニー」や中国のBAIC「BJ80C」、そしてインドのマヒンドラ「スコーピオン」といった何ともマニアックなSUVモデルも全て氷のボディで作られています。
氷でできたSUV車両の特徴としては、やはり夜になるとLEDによるライトアップが行われるということ(まるで深海魚)。
そして、この個体はただ単に氷のオブジェとして置かれているだけでなく、しっかりとエンジンも始動し自走も可能となっています。
特にメルセデスベンツAMG「G63」のV8エンジンを用いた氷の個体ともなると、エンジンの熱によって車体が溶けてしまう恐れがあるため、あまりエンジンの始動は行われていないものの、今回のイベントのようなイベントではガッツリと自走していることが確認できます。
ちなみに、来年のイベントにて製作する個体も既に仮決定済みとのことで、今回はメルセデスベンツ「Gクラス」が採用されましたが、次回は更に大型モデルとなる「G63 6×6」かポルシェ「カイエン」を製作するとのことです。
【ЛЕДЯНОЙ ГЕЛИК – ПЕРВЫЙ ВЫЕЗД】
Reference:autoevolution
雪でできたランボルギーニ?!
関連記事①:雪だるま?いえいえ、雪ヴェンタドールです。大学生が雪だけで製作したランボルギーニ「アヴェンタドール」の完成度が高すぎな件(2016/12/22投稿)
ツイッターにて非常に話題を集めている、雪だけで作られたランボルギーニ「ウラカン」。
手書きの図面にて、いかにして精密に作り上げるかを考えて生み出された作品ですね。
決してお金にならないことであり、ましてや20時間という無駄な時間を浪費して作り上げた辺り、大学生ならではといった感じですね。最初、この作品を見たときに「ウラカンだ」と一瞬思いましたが、フロント形状や、再度ステップの形状等をよくよく確認していくと、「アヴェンタドール」であることがわかりますね。
ライトの形状が「アヴェンタドール」と「ウラカン」でゴッチャになってしまったのかもしれないですね。
大学構内にランボルギーニとめてやったぞ。
総制作時間20時間超。さようなら私の休日。 pic.twitter.com/kWS6Spr42j— サイコ・ヌマンティス (@suranuma) 2016年12月18日
こちらはトヨタ「スープラ」?!
関連記事②:冬限定のスポーツカー?カナダにて、トヨタ「スープラ」ならぬ「スノープラ」が登場(2018/1/19投稿)
カナダ・モントリオールの極寒の地にて、何ともクールな雪製スポーツカーを発見。
こちらの個体、全て雪で作られている(雪の中には車は無い)とのことで、ベースとなる車両はトヨタ「スープラ」であるとして、同車を雪で作り上げていることから通称「スノープラ」と名付けられた模様(しかも丁寧に木の枝でワイパーも再現)。ただ、残念なことにこの「スノープラ」は、雪上を走行することができず、立ち往生することがやっとのため、定期的な頻度で後続では渋滞が発生してしまうとのこと。
以下のように警察車両も登場していますね。
「雪の下には本物の車両が・・・?」と思ったのかわざわざ調査しようとしたところ、単なる雪で作られたスポーツカーということで、撤去されることは無かったとのこと。
これだけベースがしっかりした車両ですから、壊すには勿体ない一台ですね。
雪で作られた車両と言えば、日本国内でも可なり緻密な雪製ランボルギーニ「アヴェンタドール」が作られ、その画像がツイッターに投稿。大きな話題を呼んでいましたね。