発表は3月6日、ジュネーブMSにてトヨタ「スープラ」のレーシングモデルが登場することが判明
本日、トヨタ・新型「スープラ」の一部スペックがリークしたことをお伝えしましたが、今度は同車のレーシングモデルが来月3月6日のスイス・ジュネーブモーターショー2018(日本時間17時45分)にて正式に発表されることがわかりました。
今回、その情報が展開されると同時にティーザー画像も公開されていますが、大型とも言える固定式リヤウィングの一部と丸みを帯びたルーフからリヤハッチにかけてのスポーティなラインを確認することができますね。
未だこの個体に関する詳細な情報は公開されていませんが、トヨタのアイコン的なスポーツカーの復活を意味する最新レーシングコンセプトであることがわかっています。
パワートレイン等も全く想像はできませんが、もしかすると「GRスーパースポーツ」のようなハイブリッド搭載の次世代レーシングモデルとなる可能性もありそうですね。
ちなみに、今回の新型「スープラ」はトヨタブランドではなくGRブランドとして登場されるとのことで、様々なパワーレベル、サスペンドチューン、様々な機器を備えた4種類のラインナップが準備されます。
一番のベースモデルは「スープラ」と呼ばれ、ミッドレンジモデルには「スープラGR」、「スープラGR Sport」、そしてトップレンジには「スープラGRMN」というグレードに分けられます。
パワートレインについても、共同開発中のBMW「Z4ロードスター」と同じ排気量3.0L 直列6気筒ターボチャージャーを搭載し、最高出力340hp、最大トルク450Nmを発揮し、トランスミッションは8速オートマチックトランスミッションを搭載しますが、このパワートレインがどのようにスープラのグレードに割り振られるのかは不明(もちろん、エントリグレードの直4エンジンもラインナップ)。
その他には、車体重量が1,496kgとやや重量感があり、サイズは全長4,380mm×全幅1,855mm×全高1,290mm、タイヤサイズはフロント225/50 17インチ、リヤは255/45 17インチとなっていますが、特にホイールサイズについては、GRの特別に準備したTRD又はモデリスタの大口径アルミホイールを準備する可能性もありそうです。
【関連記事】
・トヨタ・新型「スープラ」のスペックがリーク。BMW「Z4」同様に340馬力の8速AT採用へ(2018/2/13投稿)
・【朗報】トヨタ・Gazooブランド「スープラ」がジュネーブモーターショーにて登場決定へ(2018/1/13投稿)
・ニュルにて、今年初のトヨタ「スープラ」開発車両を捕捉。未だ「スープラ」に置換る名前が決まらず【動画有】(2018/1/9投稿)
・一体なぜ?トヨタ・新型「スープラ」が来年のデトロイトモーターショーに登場しないことが判明(2017/12/5投稿)
・そうなの?トヨタの新型2ドアクーペは「スープラ」と呼ばれない可能性が浮上(2017/12/4投稿)
・トヨタ・新型「スープラ」の開発車両をまたまた捕捉。タイヤはミシュラン製18インチPSSタイヤで決定(2017/11/18投稿)
・トヨタ・新型「スープラ」の開発車両を捕捉。スタイリングや足回り等もアップデートし徐々にその姿も明らかに(2017/10/29投稿)
・トヨタ・次期「86」の予想レンダリングが公開。新型「スープラ」をベースにGRよりも過激な一台に?(2017/10/7)
・BMWとトヨタの共同開発モデル「Z4」、BMW「スープラよりも絶対ユニークになる」(2017/10/2投稿)
Reference:CARSCOOPS