BMWの新型「X4」の最新情報が公開。前モデルよりも長く・広く、しかし50kg軽量化

2020-05-26

BMWのミドルサイズSUVとなる「X4」の第二世代モデルの最新情報(最終)が明らかとなりました。
新しくなった「X4」は、スポーツ性と表現力豊かなデザインへと強調され、パワートレインも直6ツインターボガソリンエンジン&直4ターボガソリンエンジンに留まらず、ガソリンモデルとディーゼルモデルをラインナップ(xDrive20i、xDrive30i、xDrive20d、xDrive25dで最高出力は184hp~360hpを発揮)。


更にはスタイリングにおいても、完全なる再設計を行い、前モデルよりも全長を81mm長くし、車幅も37mm広くなったにも関わらず、車体重量は50kgも軽量化に成功。

より強力となるMパフォーマンスバージョンにおいては、直列6気筒ツインターボガソリンエンジンを搭載し、最高出力360hpを発揮する「X4 M40i」と、直列6気筒ツインターボディーゼルエンジンを搭載し、最高出力326hpを発揮する「X4 M40d」の2種類が登場。
エンジンの選択とは無関係に、トランスミッションは8速Steptronicトランスミッションを搭載し、BMW xDriveインテリジェントオールホイールドライブ(AWD)を介してモーションへと変換されます。
なお、BMWはxLineやM Sport X、そしてM Sportの新バージョンのラインナップにて販売することとなります。

インテリアにおいては、10.25インチのタッチスクリーン付iDriveディスプレイ、音声制御システム、Driving Assistant Plusを標準装備。更にはBMWコネクトドライブにおいては、リアルタイム交通情報、オンストリートパーキング情報、コンシェルジュサービスも提供。

気になる価格については、アメリカの「X4」の販売価格は「xDrive30i」が約565万円から、「M40i」が約677万円から販売される予定となっています(出荷時期は2018年7月からを予定)。

Reference:autoevolution

関連記事:見た目完全にシューティングブレーク。BMW「X4」の開発車両を捕捉(2017/9/3投稿)

アメリカ・サウスカロライナ州にて、BMWの新たなクロスオーバーモデル「X4」の開発車両を捕捉。
今回捕捉されている「X4」は、足回りやスタイリングの再設計、水平式のLEDヘッドライトとアグレッシブなフロントバンパーを採用したことにより、BMWのクロスオーバーモデルの中でも最も魅力あるスタイリングを確保。

サイドのスタイリングを確認していくと、クロスオーバーというよりも、4ドア・シューティングブレークと言った方が良さそうですね。
フロントフェンダー付近のダクトや適度な車高、ルーフからリヤハッチへと下降する流線形はシューティングブレーク特有ではありますが、車内空間は少々窮屈そうにも思えますね。

リヤデザインは非常にスタイリッシュでシンプル。
リヤウィンドウは小さ目と言いますか、視認性について少し不安を持つ部分はありますが、この辺りは実際に乗ってみないとわからないところですね。
リヤテールランプも若干レクサス風のアローヘッド形状となっています。
プラットフォームは最新「X3」と同様のCLARアーキテクチャを採用することで、車体重量を55kgも軽量。

パワートレインは、「X3」から引き継がれ、排気量3.0L 直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力360ps、最大トルク500Nmを発揮するガソリンエンジンモデルと、排気量3.0L/2.0L 直列6気筒ディーゼル/直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力265ps/190ps、最大トルク620Nm/400Nmを発揮する合計3モデルがラインナップ予定となっています。