アポロ「IE」がジュネーブの街中を走る。特殊なエンジン始動法もご紹介【動画有】

2020-05-26

ドイツの自動車メーカであるアポロ・オートモービルが発表した、新型ハイパーカー「IE(Intensa Emozione)/インテンサ・イマジオーネ」。
「Intensa Emozione」は、スペイン語で”激しい感情”を意味しますが、まさしくその名に相応しいスタイリングとスペックを持った一台となっています。
そんな「IE」が、先日より開催中のスイス・ジュネーブモーターショー2018では出展されず、その代わりとして同モーターショーと同日の3月6日~3月8日にかけてプライベートイベントとして、ジュネーブの街中を走行するイベントが開催されました。


以下はジュネーブの公道を走る「IE」。
その見た目の過激さから、とても車とは思えないほどの派手さと非現実さの強い一台となっています。

こちらはリヤから見る「IE」。
改めて思いますが、まるでデルタ形状をイメージさせるエキゾーストパイプは、アポロ「IE」でしか表現できないほどに強烈。
これ、本当に公道走って大丈夫なの?

海外でよく見かける光景。
「IE」がジュネーブの街中をプライベード走行するという情報を聞きつけたカメコさん達が、我先にと撮影しまくっています。

今更ですが、この個体は右ハンドル仕様なのですね。
かなりプレミア価値が高そうです。

「IE」は、排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力780ps、最大トルク760Nmを発揮するハイパフォーマンスモデルで、ステアリングホイール後ろにはパドルシフトを設けた6速ATのトランスミッションを保持。大量のカーボンファイバをシャシー(クラッシュボックス付のカーボンファイバモノコック)とボディパネルに採用により車体重量は1,250kg、前後重量配分は45:55を実現。
パワーウェイトレシオは1.6kg/ps、0-100km/hの加速時間は2.7秒というランボルギーニ「アヴェンタドールSV」の2.9秒よりも速い驚異的な数値をたたき出しています。
足回りについては、レーシングカーからインスパイアした専用サスペンションとブレンボ製カーボンセラミックブレーキを搭載のため、強力なブレーキング性能を発揮します。

ちなみにこちらは、「IE」のエンジン始動方法を動画にてご紹介。
エンジン始動ボタンは「マクラーレン・セナ」と同様に上部に設けられていますね。
レーシングモデルをイメージしたインテリアなだけに、その造りもスパルタンである一方で、非常に美しくまとめられていますね。
世界限定10台のみとなる「IE」ですが、日本に納車されるのか非常に気になるところです。

【The $2.7Million Dollar Apollo IE on the Streets of Geneva (2018) What a Monster!!!!】

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Reference:AUTOGESPOT