マクラーレン担当責任者「ハイパーGT(BP23)は間違いなく最速のロードカーになる」

2020-05-26

マクラーレンのアルティメットシリーズ「P1」の後継モデル「マクラーレン・セナ」や、トラックモデルの「マクラーレン・セナGTRコンセプト」がジュネーブモーターショー2018にて発表される中、更なる上位グレードとなる「F1」の後継モデル「ハイパーGT(BP23)」に関する最新情報が一部公開されています。


これは、マクラーレンのグローバルセールス&マーケティング担当責任者のJolyon Nash氏が明らかにしたもので、「ハイパーGT(BP23)のスタイリングやシートレイアウト(3座シート)、そしてスペックは明確になっている。インテリアにおいては、ラグジュアリーでありながらも快適性も求めた究極のハイパーカーになるだろう」と説明。

「ハイパーGT(BP23)」生産台数しては、世界限定106台のみで、「F1」や「P1」を購入した特別なオーナーだけが購入権を得ることのできる一台となっています。
なお、スペック面についてはJolyon Nash氏は明らかにしていないものの、ハイブリッドパワートレインと低ドラッグ設計により、マクラーレンがこれまで設計してきた公道モデルのなかでも圧倒的な加速・走行性能を持った一台になる、と説明しています。

以下は、上記の内容も含んだ「ハイパーGT(BP23)」の一部情報ですが、既に106台は完売済みで、日本には2台ほど納車されるとの噂も。

【ハイパーGT(BP23)情報】
・生産台数は「F1」と同様に限定106台
・マクラーレンが独断で選んだ特定のオーナー106人には、「ハイパーGT」のサンプルを販売済み
・長距離移動時の快適性を向上させるために、サスペンションとエアロダイナミクスを最適化
・「サーキット最速」を目指すのではなく「信じられないほどのロードカー」を目指す
・「ハイパーGT」は「F1」と同様に3座シート
・運転席は非常に広々としているが、後ろ2席は若干狭め
・「ハイパーGT」はMSO部門が担当
・販売車種はクーペのみで、それ以外の販売計画は無し
・パワートレインは排気量4.0L V型8気筒ツインターボ+モータのハイブリッドモデル

価格は未だ不明ではあるものの、予想価格として約2.8億円と言われています。
ちなみに、このモデルは早くとも2019年には納車されていくとのことです。

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Reference:Zero2Turbo