これが究極のオーバーランディングビークルだ!日産のキャンピングカスタム「マウンテン・パトロール」が公開に

2020-05-26

2018年版オーバーランド・エキスポ・ウェストにて、日産のキャンピングSUVモデル「マウンテン・パトロール」と呼ばれるカスタマイズモデルの「アルマーダ」が発表される予定となっています。
昨年のプロジェクト・ベースキャンプにて、フェイスブックやインスタグラムにて様々なユーザーからの意見・アドバイスを受けながら開発が進められた「マウンテン・パトロール」が遂に完成しました。


外観としては、いかにも武骨なSUVモデルの「マウンテン・パトロール」ですが、基本的なモデルベースはフルサイズSUVの「アルマーダ」で、フルサイズピックアップモデルとして登場した「タイタン」のSUV版となります。

プラットフォームはF-Alphaプラットフォームを採用しており、北米やメキシコ、中東を中心に販売されている主力モデルでもあります。
一方で今回のコンセプトモデルの名称にもなっている「パトロール」とは、主に中東市場にて販売されている大型SUVモデル。

両車は基本的に同じモデルではありますが、「パトロール」の方が「アルマーダ」に対して、アンダーカバー付のバンパーやホイールアーチモールといったオフロード色を強めたデザインとなっています。

話は若干逸れてしまいましたが、今回公開されている「マウンテン・パトロール」は、ビニールラップやタイヤ、ルーフ付テントを採用しており、キャンピングに必要な最低限のアクセサリを装備。
それ以外においては、頑丈なバンパーやシュノーケル、補助等、サイドステップ、Rhinoラック、スペアタイヤキャリア、ジェリー缶、ハイリフトジャッキも装備しています。

パワートレインとしては、排気量5.6L V型8気筒エンジンを搭載し、最高出力395ps、最大トルク533Nmを発揮。
足回りについては、オプションにて四輪駆動システムの設定が可能ですが、標準はまさかの後輪駆動(FR)となります。

なお、このモデルについて北米日産のマーケティングマネージャーであるBrandon White氏は「オーバーランディングには、このモデルはオフロード機能やオンロードでの快適性、インテリジェントモビリティといった重要な機能性を果たします。キャンピングには必要なオーバーランニング・テクノロジーやキャンプでの快適性を高めたツール等、このモデルにしかないものを揃えています」とコメント。
このモデルは、今後様々なアウトドア・イベントを通して出展予定となっていますが、市販化については不明のままとなっています。

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Reference:CARSCOOPS