アルファロメオ・次期「8C」の予想レンダリングが早速公開。エンジンはやっぱりV8ツインターボ?

2020-05-26

フィアットグループに属するイタリア自動車メーカ・アルファロメオが、先日2018年~2022年における5カ年計画・ロードマップを公式公開し、その中で次期フラッグシップハイパフォーマンスの「8C」が登場すると発表していますが、早くもそのモデルの予想レンダリングが公開されています。


今回公開されている「8C」のレンダリングは、先日公開されたシルエットをベースにデザインされたもので、前モデルの「8C」に比べるとAピラーの傾斜が更に寝かせた状態となり、よりスーパーカーチックなスタイルはもちろんのこと、空気抵抗の抑制を図っていると思われます。

以下の画像は前モデルの「8C」のサイドデザイン。
フロントボンネットからルーフにかけてのAピラーの傾きが大きいこともあり、少しこんもりとしたスタイリングのようにも見えますね。
採用するシャシーは、「エンツォ・フェラーリ」にも使用されたカーボンファイバモノコックシャシーがベースとなっており、このあたりは基本的に変わらないため、ホイールベース等のサイズ感は特に変更は無さそう(全高はより低くなると思う)。

エンジンについてはまだまだ不明な点は多いですが、噂ではV型8気筒ツインターボエンジン、フロントアクスルには「ラ・フェラーリ」を参考としたKERSシステムを採用することで、トルクフルな加速とブレーキング性能を備えた最高出力700hp以上のスーパースポーツへと進化するのでは?とも言われています。

Reference:motor1.com

関連記事:あの「8C/GTV」がパワーアップで復活だ。アルファロメオが2018年~2022年のロードマップを公式公開(2018/6/1投稿)


フィアットグループに属するイタリア自動車メーカ・アルファロメオが、2018年~2022年における5カ年計画・ロードマップを公式的に公開しました。
アルファロメオと言えば、1つは2ドアクーペモデル「ジュリア・クーペ」と、スポーツクロスオーバー「ステルヴィオ」とは異なるコンパクトクロスオーバー、そしてロングホイールベースの「ジュリエッタ」がラインナップされると言われていますが、今回のロードマップでは、更に注目すべきモデルが登場することが判明。

その注目すべき一つ目のモデルが、2007年に製造されたアルファロメオのミドシップスポーツクーペ「8C」で、この個体が2022年までにパワーアップして復活する模様。
エンジンの詳細は不明ですが、ツインターボエンジンを搭載し、フロントアクスルには電化を搭載(もしかしてハイブリッド?)、最高出力700hp以上、カーボンファイバモノコックシャシーを特徴として、0-100km/hの加速時間は3秒未満というハイスペックモデルとなります。

もう一つは1996年~2006年に製造された「GTV(Gran Turismo Veloce)」の復活版。
フロントLEDヘッドライトが三眼となり、よりスポーティで滑らかな2ドアクーペとして登場しそうです。
「GTV」については、前後の重量配分50:50のクーペボディを持ち、エレクトリックブーストにより最高出力600hp以上を発揮。
室内は4シータレイアウトで、四輪駆動(AWD)+トルクベクタリング機能も搭載するとのこと。

なお、上記モデル以外の情報としては、2022年までにトータル7車種をラインナップするだけでなく、6車種のプラグインハイブリッドモデルも提供予定となっています。