【やっぱり出てきた】納車していないフェラーリ「488ピスタ」が早くも転売。価格は新車の約1.7倍となる約6,800万円

2020-05-26

先日、0-100km/hの加速時間がカタログ数値2.85秒ではなく2.26秒というとんでもない記録をたたき出したフェラーリ「488ピスタ」。
V8ツインターボモデル「488GTB」のハードコアモデルとして登場し、新車販売価格は3,980万円と非常に高額ながら、今回早くもインターネットオークションサイトmobileにて転売されていることが発覚しました。


今回転売されている「488ピスタ」は、今年2018年11月納車予定となっている「まだ納車していない個体」で、ボディカラーはシンプルなレッド系の”ロッソ・コルサ”に、インテリアカラーもこれまたシンプルなブラック系の”ネロ”をチョイス。

その他に設定されているオプションとしては以下の通り。

・フルカーボン外装
・HELE-SYSTEM
・パーソナライズパッケージ
・リヤカメラ付きパーキングセンサー
・ニットシステムハイファイ
・デイトナデザインサイズのスーパーレーシングシート”M”
・バイカラーレーシングストライプ(Argento/Blu/Argento)→シルバー&ブルー&シルバーのストライプ
・Argento Nurrburgringの20インチホイール

なお、インターネットオークションでの販売価格は約6,800万円と新車販売価格3,980万円の1.7倍と非常に高額ではありますが、オプション費用の上乗せ具合によってはそこまで大きな差は発生しないのでは?と考えたりします。

ただ、そうはいっても今後フェラーリのスペチアーレモデルを新車販売価格(つまりは定価)で購入できるのは、フェラーリモデルを購入し続ける(もしくはフェラーリが定めた購入条件を満たす)特別なオーナーに限定されるわけで、それ以外は”納車期間分”やそれ以外の付加価値を付けて購入しないと難しいわけですね(それはフェラーリに限らずプレミア価値が付いたブランドであれば当たり前なのかも…)。

ちなみに、「488ピスタ」のパワートレインは、「488GTB」ベースとなる排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力720hp、最大トルク770Nmを発揮。車体重量は軽量化に軽量化を重ねて1,280kgを実現しています。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間は2.85秒、0-200km/hの加速時間は7.6秒、最高時速340km/hにまで到達し、「488GTB」と比較して車体重量が10%軽減されているため、レーシングモデルとなる「488チャレンジ」並みの加速性能(ダウンフォースは20%向上)を持つといわれています。

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