遂に来た。スズキの新型「ジムニー」がセールス向け先行展示会にて登場
先日、スズキの新型コンパクトオフロードSUVモデル「ジムニー」と思われる個体が、同社工場裏の駐車場にて目撃されていますが、今回は同社セールスマン向けの先行展示会に登場。
正面から見るスタイリングとしては、旧規格の「ジムニー」の要素を大きく取り込んでいて、フロントヘッドライトやフロントグリルのデザイン等は、角を付けたようなジープ「レネゲート」のようにも見えます。
なお、今年後半に発売予定となっている新型「ジムニー」には、「スペーシア」にも搭載されるデュアルセンサーブレーキサポート(自動車ブレーキ)が搭載される可能性がありますが、レーダーは搭載されていないとしてアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)の設定は無いと予想。
ブラックのウィンカー付サイドミラーについては、耳たぶのようなものが付いていることが確認できますね。もしかすると全方位カメラがオプションにて設定されるのかもしれません。
そして最も気になるフロントヘッドライトですが、こちらはプロジェクター式となり単眼のLEDヘッドライトが装着されると予想。
パワートレインについては、「ジムニー」が排気量660cc 直列3気筒ターボエンジンを搭載しますが、併せて販売が予定される「シエラ」に関してはエントリーモデルが排気量1.2L 直列3気筒ガソリンユニットを搭載すると予想され、トップエンドモデルには、「バレーノ」ベースの排気量1.0L 直列3気筒ブースタージェットエンジンを搭載し、最高出力110hp、最大トルク170Nmを発揮すると考えられます。
シャシーは、従来通りのラダー・オン・フレームシャシーを採用し、駆動方式は四輪駆動(AWD)を搭載。
価格帯については不明ながらも、欧州での「ジムニー」熱は相当に高く、新型モデルにおいてもヨーロッパでの売上高を20%増にすると考えており、オフロード機能を損なわずにより良いロードハンドリング性能を抑えたモデルとして消費者を誘惑していきます。
箱型のレトロ風味を活かした「ジムニー」ですが、レトロフィットサイズは増える可能性が高く、しかしインテリアについてはタッチスクリーンとインフォテイメントシステムを備えた「スウィフト」から派生するダッシュボードを適用させるものと考えられます。
なお、新型「ジムニー」の世界デビューは、早くとも10月の東京モーターショー2018を予定しており、日本をはじめ2019年の第一四半期までには世界中の市場にて販売が行われます。
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