これは一体?BMWが「M4GTS」ベースのハードコアモデルを開発か

2020-05-26

2015年に発表したBMWのハイパフォーマンスモデル「M4 GTS」の更にハードコアモデル?と思わしき開発車両が目撃されています。
目撃されている個体を確認してみると、フロント両サイドにはブラックパーツのカナード、フロントエンド・スプリッター、フロントフェンダー上部にはベントが設けられていることから空力特性を大幅に向上させたトラックモデル(GTE?)もしくはCS(クラブスポーツ)の可能性が有りそうです。


サイドデザインを確認してみると、ハードなサイドスカート、フロントフェンダー後部のダクト、ホイールハウスのクリアランスが極端に狭くなっていることから、大幅にローダウンされていることも確認でき、更には巨大なリヤウィングが装着されています。
ホイールデザインは、「M4 GTS」から引き継いBBSルックのマルチスポークタイプ。

リヤデザインもこれまたハードなデザイン。
大幅なリヤディフューザーに中央寄りの両サイド2本だしとなるクワッドエキゾーストシステムをインストールしています。

今回、なぜこのような個体がテスト走行しているのかは不明ですが、「M4 GTS」ベースのハードコアモデルとなる可能性が高く、次世代モデルとして2020年又は2021年に登場するのではないか?とも言われています

パワートレインは、「M4 GTS」からキャリーオーバーの排気量3.0L 直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力500ps以上、最大トルク600Nmを発揮すると予想。
パフォーマンスとしては、7速デュアルクラッチトランスミッションを搭載することで、0-100km/hの加速時間は3.7秒以下、最高時速306km以上になることが考えられています。

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Reference:CARSCOOPS