中国の新ブランド・Gyon立上げ。0-100km/h加速時間4秒以下、航続可能距離700kmの自動運転技術搭載のEVモデル登場か

2020-05-26

中国がまた新たなEVブランドを設立

中国の新興EVメーカで、同国にて最も急速に成長しているSiTech(新特汽車)が、新たなEVブランドとなるGyonを立上げ、高度な自律走行技術を特徴とする高性能ラグジュアリーEVカーを生産すると同時に、8月8日にはアメリカ・ロサンゼルスにてその特別モデルを発表することを明らかにしました。

今回新しく登場するEVモデルは、Gaffoglio Family Metalcrafters(GFMI)社との共同開発によりダイナミックなデザインを採用し、「トップ・コンセプトカー」という名称にて登場する可能性が浮上しています。


あくまでもコンセプトカー止まり?

クライスラー「ME 4-12コンセプト」

GFMI社は、アウディ「クロス・カブリオレ・クアトロ」やクライスラー「ME4-12」、ダッジ「デーモン」、ジープ「グラディエーター」といった数多くのコンセプトカーを生み出してきた有名メーカでもあります。

今回Gyonが公開しているティーザー画像では、具体的なイメージデザインは明らかになっていないものの、Aピラーの傾斜角は非常に際どく、フロントガラスからルーフ、リヤハッチまで全て一枚もののガラスにて仕上げられているようにも見えますね。

スペックについても一部公表されており、0-100km/hの加速時間は4秒以下と非常にスピーディで、航続可能距離は500~700km、そしてボッシュ(Bosch)の技術を上手く活用したインテリジェントな車両操作システムと世界最高レベルの自律走行システムを搭載しているとのこと。

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Reference:CARSCOOPS