ホンダ「シビック」のディーゼルモデルがアップデート。VW「ゴルフ1.6TDI」に匹敵の強力モデル

2020-05-26

日本でも販売してほしい「シビック・ディーゼル」がアップデート

欧州史上モデルとして販売しているホンダ「シビック」のディーゼルタイプが、2019年モデルとしてアップデート。
今回より、9速オートマチックトランスミッションを取得やエンジン性能の向上にて、年内中にリリースすることが決定しました。

このモデルは、ハッチバック/セダンタイプの両方にラインナップされるグレードですが、いずれも生産される工場は異なっています。


今回改めて販売されるディーゼルタイプの「シビック」5ドアハッチバックモデルは、イギリス・スウィンドンの工場にて製造され、4ドアセダンはトルコの工場にて製造されます。
もちろん、各タイプにはディーゼルモデル以外にもCVTのトランスミッションを搭載する排気量1.0L/1.5LターボのVTECガソリンエンジンユニットも引続きラインナップ。

エンジン性能も前モデルよりアップ

ディーゼルタイプ「シビック」に搭載されるエンジンとしては、排気量1.6L i-DTECエンジンを搭載したもので、冷却ロスを低減するための鍛造鋼製ピストンが装備されます。これによりシステムからのエネルギー損失は以前のi-DTECよりも低くなっているとのこと。

スペックとしては、フォルクスワーゲン「ゴルフ1.6TDI」に匹敵するとのことで、最高出力120hp/最大トルク300Nmを発揮し、0-100km/hの加速時間は11秒、最高時速は200km/hにまで到達します。

気になる環境性能については、燃料消費量が100km/4.1L(68.9mpg)と非常に優秀で、CO2排出量はセダンが108g、ハッチバックが109gとなります。
トランスミッションは、フレキシブル性を高めた9速オートマチックトランスミッションを搭載しており、これはエンジン速度とスロットル入力に応じてオートギアボックスがギアスキップすることを可能にしています(例:9速→5速、7速→4速へとシフトダウンする等)。

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Reference:autoevolution