メルセデスベンツAMG「GT Rロードスター」の開発車両をキャッチ。フェイスリフトでデザインも一部変更か

2020-05-26

新型「GT Rロードスター」はフェイスリフト版と同じ顔に?

先日、メルセデスベンツAMG「GT R」のフェイスリフト版と思わしき開発車両をキャッチしましたが、今回はオープンモデルとなる「GT Rロードスター」の開発車両がキャッチされています。
開発時期はほぼほぼ同じですし、クーペタイプのフェイスリフト版とのデザインを比較してみるとほぼ同じ。そう考えると「GT Rロードスター」もフェイスリフト化して登場する可能性が十分に有り得ますね。


クーペでは得られなかった高性能スペックを兼ね備えるオープンスポーツ

ちなみに、「GT R」が初めて発表されたのは2016年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、この時にはロードスターモデルもいずれ販売するとの発表もありました。
約2年越しのロードスターといったところですが、今回目撃されている個体を見る限りでは、トップルーフがソフトトップのファブリックを採用しているみたいですね。

フロントエンドデザインでは、もちろんヴァーティカルラインが入ったパナメリカーナグリルを採用し、アグレッシブな表情はもちろんのこと、ダブルリヤディフューザーや調整可能なリヤウィング、イエローブのレーキキャリパを特長とする高性能ブレーキシステムを採用。

ちなみに、ロードスターモデルでは走行モードをレースモードにした際、80km/hの速度にて走行するとフロントリフトが40mmダウンするように設計されています。これによりアクティブな空力特性を持つことが可能となります。
なお、アクティブな空力要素は、「GT R」のパフォーマンス機能の一つに過ぎず、それ以外にもスポーティなサスペンションやリヤステアリングシステム、リミテッドスリップディファレンシャル、軽量パーツ、グリップタイヤも設定しています。

パワートレインは、従来「GT R」から引継いだ排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力585ps/最大トルク700Nmを発揮するとの報告がありますが、フェイスリフト版「GT R」では若干パワーアップする可能性があるとのことから、ロードスターも併せて向上するかもしれかもしれません。
なお、トランスミッションは7速デュアルクラッチを後輪駆動(FR)に介して駆動。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が3.6秒、最高時速は318km/hにまで到達するとのことです。

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Reference:CARSCOOPS