「V8クワトロ」をモチーフにしたアウディ「A4 2.0TDI」が登場。インテリアは徹底的にリフレッシュしカーボン&アルカンターラを採用

2020-05-26

「V8クワトロ」をモチーフにした過激モデル

2008年モデルのアウディ「A4(B8世代)セダン」をベースにした、何ともユニークなチューニングプロジェクトモデルが世界初公開されました。
今回公開されている個体は、排気量2.0L 直列4気筒ディーゼルエンジンを搭載の「A4 2.0TDI」を採用しつつ、デザインとしては「V8クワトロ」のブラックとレッドを用いた過激なボディデザインへとカスタムペイントされていますね。


エンジンは直4→V8に置換え

エンジンは、上記の直4ディーゼルエンジンをそのまま採用しているのかと思いきや、当時の「V8クワトロ」に倣って、排気量4.2L V型8気筒エンジン(FSIユニット)へとスワップされ、Armytrixエキゾーストシステムをインストールすることでダイナミックなエキゾーストサウンドを提供します。
このFSIユニットには、Racelogicデータロギングを採用しており、最高出力380hp/最大トルク460Nmを発揮。パフォーマンスとしては0-100km/hの加速時間が5.5秒にまで到達します。

駆動方式はまさにクワトロ、トランスミッションもオートマに

更には、元々前輪駆動(FWD)であった「A4」の足回りを四厘駆動にセットアップし、トランスミッションはマニュアルからオートマへと改造。
足回りは現行の「TT RS」を流用し、ホイールはセンターロック式のレーシングタイプ、タイヤはミシュラン製パイロットスポーツ4Sタイヤを装着しています。

外観としては、カーボンファイバ製のフロントカナードやリヤスポイラーリップを備えたワイドボディキットを装着し、「RS3 LMS」から派生したDTMスタイルキットに加え、車高と剛性を調整できるカスタムサスペンションもインストールしています。

インテリアは徹底的にリフレッシュされ、カーボンファイバとアルカンターラの豪華なコンビネーションを採用。特に、シートはオリジナルにカスタマイズされていますね。

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Reference:motor1.com