えっ、早くね?!9月21日に販売したばかりの丸目仕様・ホンダ「S660ネオクラシック」が転売に。価格はかなりやり過ぎの約437万円

2020-05-26

発売して僅か3日目…「S660ネオ・クラシック」が早くも転売に

先日、ホンダの純正オプションとして、クラシカルな外観を持つことが可能な「S660ネオ・クラシック」キットが9月21日から販売される、との記事をご紹介しましたが、販売後僅か3日目にして早くも中古車サイト・カーセンサーにて転売されていることがわかりました。


明らかに新車価格よりも高額な約437万円

今回販売されている「ネオ・クラシック」キットは、3つのセレクトショップのみで販売されているもので、キットのみの料金は非常に高額ともいえる1,296,000円からとなっています(車両本体や工賃は別途発生)。
新車販売価格とボディキット代だけ(工賃などは含めず)を足し合わせただけでも、約330万円と軽スポーツモデルにしてはかなり高額ともいえますが、今回中古車市場にて販売されているのは、何と驚愕の約437万円程と100万円も上乗せされています。

ワンオーナー車両で、ボディカラーはイエローと中々に個性的ではありますが、まさかここまで価値が上昇するモデルになるとは思わず、まだまだこのカスタムを行っていない中での希少な一台であることを考慮すると、相当にプレミア価値の高い一台なのかもしれません。

ネオ・クラシックモデルは、コンセプトで終わる予定だった

ちなみにこのネオ・クラシックキットは、2年前に東京モーターショー2016にて公開されたコンセプトモデルでがベースとなっていて、数多くのファンからの要望により、既存(中古)モデルからのリプレイスを想定した形で販売することを実現しました。

このキットは、コスト低減と軽量化を図るためにFRP製ボディパネルを採用し、ルーフやドアを除くすべての主要ボディパネルがほぼ全取っ替えとなります。
そのため、「S660」本来の鋭いフロントヘッドライトが、60年代に登場したかのような可愛らしい丸目へと付け替えられるため、パッと見では「えっ、これってS660なの?」と思ってもおかしくないレベルの変貌を遂げることとなります。

インテリアは非常にシンプルなブラックのファブリックシートにホワイトのカラードステッチを採用しています。
トランスミッションは、ユーザーフレンドリーなオートマチックを採用していますが、折角のクラシック風スポーツモデルなのですから、ここはやっぱりMTにて販売してほしかったですね。

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