トヨタ・特別仕様SUV「4ランナー(4 Runner)・ナイトシェイドエディション」の登場を記念してTRD Proもアップデート。サスペンション一新でオフロード性能も向上
「4ランナー」のラインナップモデルもアップデートに
北米トヨタが、今年9月にアメリカ・テキサス州国家博覧会にて発表した大型SUVモデル「4ランナー(日本名:ハイラックスサーフ)」の特別仕様モデル”ナイトシェイド・スペシャルエディション”。
この特別仕様モデルには、ブラッククロームグリルやブラッククロームエキゾースト、ブラックアウトされた20インチアルミホイールが採用され、更にはウィングミラーやドアハンドル、ウィンドウ・サラウンド、ステアリングホイール、センターコンソール、ドアパネルもブラックアウトされます。
今回、この特別仕様モデルの登場を記念して、通常ラインナップされている「4ランナーTRD Pro」も2019年モデル用としてアップデートされることがわかりました。
足回りはよりオフロード性能を向上
2019年モデルでは、2.5インチのFox Internal Bypass Shockにて構成された全く新しいサスペンションパッケージが標準的に装備され、これによりTRDチューンコイルスプリングと対になっており、フロントリフトが1インチのみアップします。
加えて、リヤにもFox Shockを使用することで2.5インチアップし、優れたオフロード性能を向上させるとのこと。
それ以外の付属オプションについては、カスタムルーフラックやJBLプレミアムオーディオシステム、ムーンルーフ、最新のフロントスキッドプレート(TRDレタリング)も標準的に装備されます。
パワートレインは、2018年モデル同様に排気量4.0L V型6気筒エンジンを搭載し、最高出力270hp/最大トルク376Nmを発揮します。
トランスミッションは、CVTモードを備えた5速ECT-iオートマチックトランスミッションを備えており、これにより最大2,267kgまで牽引が可能となっています。
駆動方式については、前輪駆動(FF)/四輪駆動(パートタイム4WD)の何れかから選択が可能で、自動車制限スリップディファレンシャルも装備します。
この機能により、牽引制御システムとともに、車輪スリップを可能にし、砂や雪の中から車をスタックするのに役立つと言われています。
また、パートタイム4WDに関しては、選択可能な低レンジの2速トランスファケースの横にアクティブトラクションコントロールシステムを採用します。
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Reference:CARSCOOPS