何と…テスラ「モデル3」のトラックモードで走れば、ウィロースプリングサーキットでのタイムはフェラーリよりも速いことが判明【動画有】

2020-05-27

「モデル3」はフェラーリよりも速い?!

アメリカの100%電気自動車メーカ・テスラが販売するエントリーコンパクトハッチバックモデル「モデル3」のデュアルモーターパフォーマンスにおける新しい走行モード”トラックモード”が搭載されることがわかっていて、加えてこの走行モードでサーキットを走ればフェラーリよりも速いということがわかりました。


ただし、限られたサーキットであればの話

具体的には、「モデル3」の新しい”トラックモード”によって、アメリカのウィロースプリングスサーキットを走れば1分21.49秒にて走行することが可能で、これはフェラーリ「458イタリア」の1分22.30秒よりも速い時間にて走行できることが実証されています。

このモードは、基本的に標準的な安定性制御ソフトウェアを自社開発のビークルダイナミクスコントローラにて置き換えることで、安定性制御システムとトラック運転のための性能向上を兼ね備えています。
”トラックモード”のソフトウェアを使用すると、パワートレインの柔軟性を利用して車全体をより積極的に運転することができ、テスラはフロントモータのトルクカットをすることによってアンダーステアを殺すことが可能となります。もちろん、その逆も同様にフロント及びリヤモータからのトルクを使用する様にソフトウェアをプログラムすることができるとのこと。

テスラによれば、最新のソフトウェアではドライバが車を後輪又は前輪に直接トルクを与え、直観的に牽引力を調整することができると判断できるとのこと。そして、新しい走行モードでは、より重い回生制動が可能になりブレーキシステムの耐久性も向上すると説明しています。

なお、「モデル3」のパワートレインは、各車輪に1つの電動モータを装備していることで、駆動方式は四輪駆動(AWD)となり、0-100km/hの加速時間は3.3秒と異常に速くなっています。
そしてデュアルモータを搭載することで、最高出力450hp/最大トルク639Nmまで発揮できるとのことです。

【Track Mode】

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Reference:CARSCOOPS