トヨタ・新型「RAV4」のエンジン仕様が遂に発表。初の四輪駆動ハイブリッドエンジンや2.0Lエンジンもラインナップ

2020-05-27

遂に新型「RAV4」のエンジン仕様が明らかに

トヨタが新たに販売する第5世代の新型「RAV4」ですが、この個体のエンジン仕様が遂に明らかになりました。
新型「RAV4」では、トヨタ初の新開発ハイブリッドエンジンを採用するとのことで、電動AWDシステム(機械的AWDシステムも併用するとか?)に加えて最高の牽引力と最高クラスの低燃費性能を発揮するとのこと。


エンジングレードは大きく3種類

そして気になるパワートレインについてですが、大きく3つのグレードとなる前輪駆動(FF)タイプの排気量2.0L 直列4気筒ガソリンエンジンと、機械式四輪駆動(AWD)タイプの排気量2.5L 直列4気筒ガソリンエンジン、そして前輪駆動(FF)/四輪駆動(AWD)の排気量2.5L 直列4気筒ガソリンエンジン+電気モータを組合わせたハイブリッドエンジンがラインアップされます。

その中で、新開発の排気量2.5L 直列4気筒エンジンを搭載するノンハイブリッドエンジンモデルは、現在の2.5Lエンジンよりも約15.2%のエンジン出力向上と約4.3%のトルクアップが図られた最高出力230ps/最大トルク243Nmを発揮します。
トランスミッションは、6速ATから最新の8速ATへと変更され極めてスピーディでシームレスなシフトチェンジが行われるとのこと。

エントリーグレードとなる新開発の排気量2.0L 直列4気筒エンジンモデルは、最高出力172ps/最大トルク203Nmを発揮し、トランスミッションはCVTもしくはリバースマッチング制御付きの6速MTが提供されます。

そして最後の排気量2.5L 直列4気筒ガソリンエンジン+電気モータを組合わせたハイブリッドモデルは、システム総出力210psを発揮し、運転条件に応じて使用可能なトルクの最大80%が電動AWDシステムを介して後輪に送られます。これは、よりコンパクトで機械的な重量よりも軽くなるとのこと。
因みに、ハイブリッドバッテリーは後部座席の下に配置されるため、ハイブリッド車両もガソリン車両も全く同じトランクスペースが確保されています。

なお、トヨタ・オーストラリアのセールス・マーケティング担当副社長であるセール・ハンリー氏は、「全く新しいRAV4は、日常の通勤や週末の旅行を楽しんでいても、快適さと贅沢さを再確認したい人々にとって新しいドライブトレインは信頼感にあふれたパフォーマンスと俊敏性を提供し、電動AWD機能を備えたハイブリッドの新しい認識をもたらし、運転を楽しみさせます」と説明しています。

Reference:CARSCOOPS