モナコのアフターパーツメーカがフェラーリ「ポルトフィーノ」専用ワイドボディキットを公開。その名も”LP-740 2.0”?

2020-05-27

「ポルトフィーノ」に専用ワイドボディキットが登場

フェラーリのエントリーモデルで「カリフォルニアT」の後継に位置する「ポルトフィーノ」を、モナコのアフターパーツメーカにてお馴染みLoma(ローマ)がカスタム。
今回Lomaが公開しているカスタムキットは、「ポルトフィーノ」専用に作られたMarius Dumitrascu設計の”LP-740 2.0”と呼ばれるワイドボディキット。
何ともランボルギーニの型式のような名称ではありますが、過度なデザインでもなく、しかしながらスポーティなデザインはしっかりと与えているクールなワイドボディキットとなっています。


カーボンを多く使用したアグレッシブ&スポーツデザイン

Marius Dumitrascu設計のワイドボディキットでは、オートクレーブにて作られたカーボンパーツやオリジナルのフェラーリグリル、カーボンフロントリップ(マットもしくはグロス仕上げが可能)、より顕著なエアダクトを備えた新しいフロントエプロンを装備します。

サイドには、一体型となるエアシャフトと21インチのLoma GTC-SLスーパーライト鍛造ホイールを備えたカーボンサイドスカートを装備することで、筋肉質なボディを提供。
足回りには、フロント30mm、リヤ25mmローダウンされた専用スポーツサスペンションをインストールしています。
タイヤサイズはフロント255/30 ZR21、リヤが305/25 ZR21となっています。
なお、ホイールは純正モデルよりも20%も軽いとのことで、さらにダイナミックなホイールが必要な顧客は22インチも選択が可能となっています。

エンジンパフォーマンスはランボルギーニ「アヴェンタドールS」と同等レベル

なお、エンジンパフォーマンスについては、ワイドボディキット”LP-740”と表記されての通り、排気量3.9L V型8気筒ツインたーベンジンはそのままに、ECUセットアップによってエンジン出力をランボルギーニ「アヴェンタドールS」同様に600ps→740psへと大幅に向上させています。
これにより、パフォーマンスとしては0-100km/hの加速時間が3.5秒→3.1秒へと大幅短縮され、最高時速は342km/hにまで到達するとのこと。
ちなみに、この特別なキットは2019年春頃より販売スタートとなります(エアロキットとホイールセット価格であれば約226万円から)。

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Reference:CARSCOOPS