市販化の可能性はほぼゼロ。三菱「e-Evolution Concept」がLAオートショーにて登場

2020-05-27

アメリカ初の「e-Evolution Concept」が世界初公開

先日より開催中のアメリカ・ロサンゼルスオートショー2018にて、三菱のエレクトリックSUVコンセプトモデル「e-Evolution Concept」が公開されました。
今回公開された「e-Evolution Concept」は、昨年の東京モーターショー2017でも公開されたコンセプトモデルで、「エクリプス・クロス」をベースにしたかのようなスタイリングとフロントマスクを持ちます。


改めて見てみるとかなりイケてるコンセプトモデル

「e-Evolution Concept」は、伝統的なラリー・エヴォリューションの名前が由来となっていて、そのデザインはハイウェストでロー・ルーフ・クロスオーバー・クーペスタイルとなっています。
またフロントデザインは非常にアグレッシブで、三菱のシンボルデザインでもあるダイナミックシールドを採用し、オーバーハングも非常に短く、ドアはマツダ「RX-8」やBMW「i3」のような観音開きとなることで乗降り性を向上させています。

インテリアも非常に近未来的で、ダッシュボードの向こう側には小さなU字型ステアリングホイールを搭載し、ラリーカーと同じくらいの高さとなるシートシェルと2つの巨大ガラスルーフパネルを装備しています。

具体的なパワートレインは不明ですが、おそらく前輪用の電動機2台と、後輪用の電動モータを搭載し、パフォーマンスとしてはエレクトリックトルクベクタリング(三菱Dual Motor Active Yaw Control)とS-AWC(Super All Wheel Control)を標準装備しています。

なお、このモデルが市販化する可能性は限りなく低く、2017年に公開されたコンセプトモデルからほとんど変更が施されていません。
噂によると、「単純にアメリカでは公開していなかったので今回特別に出展してみた」というだけのことみたいですが、それよりも今は解決すべき問題が多々あるような気がしますし、なぜ新型「デリカD:5」を出展しなかったのかが非常に気になります。

【Mitsubishi e-Evolution Concept revealed at Los Angeles Auto Show 2018】

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Reference:CARSCOOPS