世界限定210台のみ製造された「ラ・フェラーリ・アペルタ」がオークションに登場。予想落札価格は11億円以上?!

2020-05-27

ブラックの「ラ・フェラーリ・アペルタ」が遂にオークションに登場!

フェラーリが世界限定210台のみ販売したオープンモデル「ラ・フェラーリ・アペルタ」が、来月2019年1月17日よりアメリカ・アリゾナにて開催のRM Sothebysオークションにて出品されることがわかりました。
今回出品の個体は、アメリカ・ビバリーヒルズのオーナーに納車された2017年モデルで、ブラック系のネロ・デイトナ(Nero Daytona)のボディカラーをメインに、レッドのアクセントが加えられ、更にはカーボンファイバパッケージが加味された、かなり攻撃的で豪華な一台となっています。


「ラ・フェラーリ・アペルタ」はオプションが非常に少ない

ちなみに「ラ・フェラーリ・アペルタ」には、「レッド/イエロー/ブラック/ホワイト/グレー」のわずか5色からしか選択することが出来ず、そのボディカラーに合わせてインテリアカラーも決定してしまう「非常に選択の幅の狭い」個体となっています(「ラ・フェラーリ・アペルタ」を所有するオーナー談より)。

ブラックのボディカラーに足元はマットブラック仕上げの5スポークスター形状ホイール、そしてブレーキキャリパは何とも美しいアクセントのレッドを採用していますね。ボディのディテール部にもレッドのアクセントカラーが加味されているので、全体的にバランスのとれた組合わせとなっています。

ちなみにサイドミラーカバーはカーボンファイバ製となっていますが、こちらはオプション価格で200万円超えだとか?!

インテリアはブラックのアルカンターラスポーツシートにレッドアクセントと縁が設けられたツートン仕様。
サイドシルやセンターコンソール、フラットボトムのステアリング、ダッシュボード周りには軽量且つ高額なカーボンファイバとアルカンターラが贅沢に使用されています。

搭載エンジンは、排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジン+HYKERSシステムを採用したハイブリッドパワートレインで、最高出力963ps/最大トルク900Nmを発揮します。

予想落札価格は一体いくらだ?

今回出品の個体は、走行距離は2,414kmとそこまで走り込まれておらず、ボディの状態も非常に良好。
他には、カーカバーやトップカバー、取扱説明書、スペアキー、その他アクセサリパーツといった豪華なオプションが多数そろえられた豪華な一台となっています。
なお、オークションでの予想落札価格は約7.3億円~11.3億円とかなりレンジが広いですが、それでも新車販売価格 約2.5億円に対して3倍以上の価値が付いているので、転売の対象にならざるを得ない究極の一台となっています。

ちなみに、「ラ・フェラーリ/ラ・フェラーリ・アペルタ」は、新車購入後18か月は転売等を行ってはいけず、その合意のもとでの購入が認められます。
今回のモデルは、2017年モデルということで、購入後18か月を何とか経過しての出品となるため、規約違反にはなっていません。

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Reference:CARSCOOPS