【販売現場の不満】2026年開始早々からトヨタの新車が買えない!新型アクアやヤリス、カローラクロス等「主力モデル」が軒並み受注停止。販売現場を苦しめる『枠制』の正体

2026年開始早々から、トヨタは新車販売で(色んな意味で)悩まされている

2026年も様々な新車・新型車のデビューが期待されるトヨタ。

その一方で、既存ラインナップモデルの受注停止が多く見られ、「買いたくても買えない」状況が続いてます。

その中でも、トヨタディーラーは「どのモデルを売ることができずに困っているのか」を取材させていただくことに。

基本的には、全車種のデイリーオーダー(通常受注)受付けを期待しているそうですが、もはや「いつでも全車種が購入できない状況には慣れている」そうで、メーカーが決める「枠制」という理不尽な販売方式のなかで、どうやって上手く捌いていくのか、顧客とどのように上手く向き合っていくかがポイントになるようです。


2026年1月上旬時点で、トヨタディーラーにて購入できるモデルと、購入できないモデル

それでは早速、私がいつもお世話になっているトヨタディーラー(トヨタ自動車)にて、2026年1月上旬時点で「購入できる車」「受注停止で購入できない車」をまとめてみていきましょう。

[購入・契約可能]

●ルーミー

●プリウス

●カローラセダン

●カローラツーリング

●ライズ

●クラウンスポーツ

●クラウンクロスオーバー

●クラウンエステート

●ハリアー

●アルファード HEV

●ヴェルファイア HEV

●GR86

●GRヤリス

●GRカローラ


[受注停止中]

▲ヤリス

▲ヤリスクロス

▲アクア

▲カローラスポーツ

▲プロボックス

▲RAV4

▲ノア

▲ヴォクシー

▲ハイエース

▲カローラクロス

▲アルファード・ガソリン

▲ヴェルファイア・ガソリン

▲シエンタ

以上の通りとなります。

一部ガソリンモデルやハイブリッド(HEV)モデルが購入できないものもありますが、大きく分けると上の一覧の通り。

最も台数が出やすい主力のコンパクトカーのほとんどが受注停止というのは、トヨタディーラーとしても大きな痛手とのこと。

ヤリス/アクアは早期に受注再開してほしいモデルのようだ

特にその中でも、トヨタディーラーとしても早期に受注再開してほしいと考えるのがヤリス/新型アクアといったコンパクトカー。

ヤリスに関しては、2026年2月20日に一部改良で商品力がアップし、ハイブリッドモデルは待望の電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]が標準装備されて発売されるので、「あと少しの辛抱」といったところなのですが、問題なのはアクア。

2025年9月1日にビッグマイナーチェンジされて4か月程度しか経過していないにも関わらず、発売後即受注停止となり、今では少量ずつ追加される枠分を捌けば「再び受注停止」とのことで、顧客からの問合せや不満の声が増えているとのこと。

特に2026年の始まりともなれば、お子さんの大学入学や、新社会人生活が始まるシーズンでもありますから、初めての愛車として「安全性が高く、値段も手ごろで低燃費のコンパクトカーを選びたい」という想いから、ヤリス/アクアを選ぶ方が増えているとのこと。

しかしながら、その願いも敵わず、結果としてディーラーでの認定中古車であったり、タイミングが良ければ試乗車・展示車とした即納可能なデモカーを購入することも可能とのことですが、皆がみんなタイミング良く購入できるわけではないので、トヨタディーラー側としても最大限の対応ができないのは「ツラい」とのこと。

そうなると、次なる検討がライズやヤリスクロス、カローラクロスといった、コンパクト~サブコンパクトSUVモデルになってくるわけですが、これらのモデルも受注停止になっているため、結局のところトヨタでの新車購入を断念する方が多数。

競合他車に流れるケースも珍しくない

なかには、「トヨタにて新車が購入できないとなると、ホンダやマツダ、日産、スズキでも検討してみよと思う」といった流れで、他社ディーラーに移ってしまうことも少なくないそう。

これまでのように「昔から付き合いのあるディーラーだから…」という考えは厳しくなり、「早期に購入できるディーラーを探していく」という流れが当たり前になりつつあるため、車の買い方も年々変化しているのが現状です。

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