1月7日に発売するトヨタ・新型「エスクァイア」特別仕様車の見積もりしてみた。安全装備充実、装備等込々で400万円は高い?安い?

2020-05-27

前回の記事にて、2019年1月7日より一部改良となるトヨタの5ナンバー中型ミニバン・新型「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」が販売され、更には「エスクァイア」の特別仕様”Gi Premium package Black – Tailored(ブラック・テーラード)”も販売されるのですが、今回は「エスクァイア」の特別仕様車の見積もりを取得しました。

ちなみに、以前の記事でもご紹介の通り、新型「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」では、「歩行者検知・自動ブレーキシステム」と「踏み間違い時サポートブレーキ」が全グレードに標準装備されるだけになるので、価格帯としては現行モデルから+1.7万円~+2万円程度アップするだけになります。従って、以前から噂されているデザイン変更やボディカラーの追加、パワートレインの追加(2.0Lのハイブリッド?)といったことは無いのでご安心を。

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早速「エスクァイア」の特別仕様の見積を見ていこう

今回「エスクァイア Gi Premium package Black – Tailored(ブラック・テーラード)」の見積もりを取得したのは2.0Lガソリンモデルの2WD仕様と、1.8Lハイブリッドの2WD仕様の2種類となります。

特別仕様車は特別が故に注意しておきたいところも!

ちなみにこの特別仕様車は、2016年1月初めに登場した特別仕様車と同じで、外観のメッキ部分がブラックになり、インテリア(天井含め)も全てブラックに仕上げられることになります。

またボディカラーについては、従来の全7色ある内となる「ホワイトパールクリスタルシャイン(+32,400円)/ブラック/スパークリングブラックパールクリスタルシャイン(+32,400円)/ブランキッシュアゲハガラスフレーク(+32,400円)」の4色からしか選択できなくなっています。

また、一部改良後の「エスクァイア」の2Lモデル(2WD/4WD)と1.8Lハイブリッド(2WD)の最上位グレードとなるGi ”Premium package”をベースにしたモデルとなっています。ただ、最上位グレードベース&特別仕様車だからといって本革シートが採用されるわけではなく、ブラックオンリーの合成皮革シート1択なのでご注意を(元々Gi ”Premium package”のシートはブラウンしか選べない)。

その上で早速見積もり内容を見ていきましょう。
まずは2.0Lガソリンモデルの2WD仕様からとなります。

[グレード/駆動方式:2.0Lガソリン/2WD]
ボディカラー:ブラック
インテリアカラー:ブランノーブ+合成皮革/ブラック(標準)

○車両本体価格:3,062,880円
●付属品(メーカー/ディーラーオプション):601,192円
[付属品内訳]
・スぺサタイヤ(応急用タイヤ):10,800円
・盗難防止機能付ナンバーフレームセット(ベーシック):5,292円
・フロアマット・特別仕様車用:66,960円
・サイドバイザーRVワイドタイプ1:25,920円
・ETCセットアップ料:2,700円
・ETC2.0ユニット(ビルトイン)TCナビ連動:39,960円
・雨滴除去マルチビューBGM(TC10.9):37,800円
・12.1インチ後席D「V12T-R68C」TC10/9:103,680円
・TCナビ10インチモデル「NSZN-Z68T」:308,880円
○諸経費:296,160円

総支払額:3,961,032円

総支払額は400万円までは行かなくとも、約396万円と中々に高額になりました。
特別仕様車ということで、外観のフロントのメッキ部分がブラックになったり、インテリアは合成皮革であってもブラックオンリー(本革必須の方にはオススメできませんが…)、更にはフロアマットが特別仕様車専用マットというところも魅力ポイントの一つなのかもしれません。

おまけに安全機能が加味されて安全性が向上していますからね。5ナンバーだけどちょっと予算オーバーしちゃうかな?だけどちょっと思い切って買ってみたい!という方には良い選択かもしれません。

続いては1.8Lハイブリッドの2WD仕様を見ていきましょう。
オプション内容は基本的に同じですが、ボディカラーは敢えて有料オプションとなるホワイトパールクリスタルシャインを選択しています。

[グレード/駆動方式:1.8Lハイブリッド/2WD]
ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン
インテリアカラー:ブランノーブ+合成皮革/ブラック(標準)

○車両本体価格:3,062,880円
●付属品(メーカー/ディーラーオプション):634,392円
[付属品内訳]
・ホワイトパールクリスタルシャイン:32,400円
・スぺサタイヤ(応急用タイヤ):10,800円
・盗難防止機能付ナンバーフレームセット(ベーシック):5,292円
・フロアマット・特別仕様車用:66,960円
・サイドバイザーRVワイドタイプ1:25,920円
・ETCセットアップ料:2,700円
・ETC2.0ユニット(ビルトイン)TCナビ連動:39,960円
・雨滴除去マルチビューBGM(TC10.9):37,800円
・12.1インチ後席D「V12T-R68C」TC10/9:103,680円
・TCナビ10インチモデル「NSZN-Z68T」:308,880円
○諸経費:186,790円

総支払額:4,218,862円

総支払額は遂に420万円超えですが…「ヴェルファイア」の2.5Lガソリンモデルが買えてしまうレベルですね、コレ。
やはり特別仕様車で最も高額なグレードということもあってとにかく高い!
先ほど2.0Lガソリン+2WDとでは約30万円程の差額が生じていますが、やはり400万円という数字の壁は大きいこと何の。

ですが、ハイブリッドモデルの特徴であり魅力でもあるエコカー減税により自動車取得税と自動車重量税が全て0円になることはもちろんのこと、長距離移動時にはハイブリッド特有の低燃費を活かして長く走ることができることを考えると(ランニングコストも抑えられる)、これだけの価格を支払う価値はあるのかなぁ…といったところ。
ちょっと思い切って買ったる!という感じではなく、前々から欲しかった!とか元々このグレードを買うつもりだったという人向けの一台なのかもしれません。