ランボルギーニ「ウルス」の性能を調べてみた→直線性はダッジ「チャレンジャー・ヘルキャット」並、コーナリングはアウディ「R8 V10 Plus」並だった件

2020-05-27

「ウルス」の走行性能を検証してみた

ランボルギーニのSSUVモデルで、2018年は同社ラインナップの中でも3分の1以上の売り上げに貢献した「ウルス」。
ランボルギーニとしては初となるポルシェ「カイエン」からの流用&大幅改良となった排気量4.0L  V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力650ps/最大トルク850Nmを発揮する究極のスーパースポーツビークルモデルとなります。

そんなランボルギーニ「ウルス」について、海外の自動車ニュースサイトであるCar and Driverのメンバーが”どれだけのスペックを持っているのか”を検証すべく、加速性能やコーナリング性能を細かく検証しています。


加速性能はアメリカン・マッスルカーに匹敵するレベル

まずはストレートにおける加速性能・直線性においては、0-30mph(48km/h)は1.3秒、0-40mph(64km/h)は1.8秒、0-50mph(80km/h)は2.4秒、0-60mph(96km/h)が3.2秒、0-100mph(160km/h)が7.6秒という数値をたたき出しました。
この数値は、ダッジ「チャレンジャー・ヘルキャット(Challenger Hellcat)」に相当するレベルとのことで、上のグラフにもある通り、赤線が「ウルス」、青線が「チャレンジャー・ヘルキャット」を示していることから、ほぼ同じ曲線を描いていることがわかるかと思います。

ちなみにドラッグレース(ゼロヨン)においては11.4秒にて到達するレベルで、これは競合SUVとなるベントレー「ベンテイガ」やランドローバー「レンジローバー」を圧倒するほどのパワーを持ちます。
Car and Driverの調べによれば、ハイパフォーマンスモデルとなるランドローバー「レンジローバーSVオートバイオグラフィー(SV Autobiography)」やマセラティ「レヴァンテGTS(Levante GTS)」でも12秒を下回ることが無かったため、「ウルス」がどれだけ優れた加速性能を持っているかがわかるかと思います。

コーナリングは2ドアのハイパフォーマンスクーペに匹敵

最後にコーナリング性能についてですが、「ウルス」には巨大なブレーキディスクが搭載されているため、その重々しい車体重量(2,410kg)を持っていても、112km/hの速度から急ブレーキをかけても、僅か45m以内にて停車することが可能です。
更には、横Gにかかる力も1.02Gを記録しているため、これはアウディ「R8 V10プラス」に相当するとのことから、ここにダッジ「チャレンジャー・ヘルキャット」並の加速性能が加われば、そんじょそこらのスーパースポーツカーでも太刀打ちできないようなスペックを持つということになりそうですね。

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Reference:CARSCOOPS