これはキツイ。日産「エクストレイル」がABS不具合によるリコールが発生

2020-05-26

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自動車ニュース”Response”の記事より、日産の人気の高いSUV「エクストレイル」がリコール。

リコールの内容としては、ABSアクチュエータにおいて、ギヤポンプ内部のオイルシール成形時の温度管理が不適切なため、オイルシールの硬度が低くなっているものがあるとのこと。

そのため、オイルシールにブレーキ液が浸透してシール性能が低下し、そのまま使用を続けると、ブレーキ液がアクチュエータ内部に漏れ、電気基板に浸入するとシステム異常となりABSおよびVDC警告灯が点灯して機能が停止し、最悪の場合、電気回路がショートして火災に至るおそれがあるとのことです。


なお、対象となるのは、2015年4月20日から2015年12月3日までに生産された「エクストレイル」のみで、総数1万8,118台がリコールの該当になります。

対策措置としては、全車両、ABSアクチュエータの製造番号を確認し、対象の場合は当該ABSアクチュエータを良品と交換するとのことです。

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