フェラーリ「430スクーデリア」ベースの新型「ストラトス」にマニュアルトランスミッションが搭載に。ジュネーブモーターショー2019にて生産車第一号と併せて出展へ

2020-05-27

あの「ニュー・ストラトス」にマニュアルが設定可能に?!

来月3月より開催されるスイス・ジュネーブモーターショー2019にて、Manifattura Automobili Torino(MAT)が開発するフェラーリのハイパフォーマンスモデル「430スクーデリア」をベースにした新型「ニュー・ストラトス(New Stratos)」に、マニュアルトランスミッション(MT)を搭載させたモデルも発表することがわかりました。
このMT仕様は、実際の市販モデルにて有償オプションとして設定できるそうです。


生産車両第一号も出展され、間違いなく注目を浴びるエリアに

今回開催されるジュネーブモーターショー2019では、MT仕様の「ニュー・ストラトス」デビューに加えて、更には生産車両第一号(シリアルNo.001)の固体も出展されるとのことで、この一番最初に生産されたモデルはドイツのオーナーへと納車され、さらに二番目に製造される個体はアメリカのオーナーへと納車されることがわかっています。

今回のモデルについて、MAT CEOであるPaolo Garella氏によれば、「ニュー・ストラトスの生産車両を発表することは非常に特別なことであり、品質においては大きな自信を持っている」とコメントしています。

なお、「ニュー・ストラトス」は昨年のスイス・ジュネーブモーターショー2018にて世界初公開され、世界限定25台のみ生産することを発表。
基本的には、フェラーリ「430スクーデリア」のプラットフォームとエンジンをベースにしているものの、ホイールベースは200mm短く設計されるとのことで、更にこの置換え作業には約6,370万円の工賃が掛かると言われています。

パワートレインは、排気量4.3L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力510ps→550psを発揮するとのことで、8年前に製造されたプロトタイプモデルの「ニュー・ストラトス」よりもパワーアップ。
なお”機械的及び制御装置の改造”により、最高出力600psまでチューンアップすることも可能らしいのですが、これによる追加費用については不明。
価格については、9,350万円からのため、先ほどのMTやエンジンチューニングオプション等も含めると余裕で1億円超えするでしょうね。

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Reference:motor1.com